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タイミングに当たれば爆釣!日本海側冬のロックフィッシュシーズンパターン(11月~12月)

 2016/11/25 ロックフィッシュ図鑑&知識
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はじめに

11月に入り東北ではいよいよ雪が降り始めてきました。

特に東北の日本海側は冬の気圧配置は台風クラスに時化る日々が続き、中々釣りに行くタイミングがなくなります。

その上、シーバスや青物・イカなどのシーズンも終盤に入るこの時期、釣り自体がシーズンオフに感じられるかもしれませんが、

実はロックフィッシュはハイシーズンを迎えます。

 

日本海側では5月にもロックフィッシュはハイシーズンを迎えるのですが、11月のハイシーズンは時化たり、水温の変化が大きいなど、とても不安定な難しいシーズンともいえます。

 

ここではそんなちょっと難しい日本海側の冬のハイシーズンの特徴をご紹介いたします。

なお、ここで言うロックフィッシュとは「ソイ」・「カサゴ」・「キジハタ」を指します。

また「ナイトロック」を前提に話させていただきます。

 

冬のロックフィッシュパターンの行動パターン

11月~12月はロックフィッシュのハイシーズンと書きましたが、この時期の日本海側の海は時化たり、豪雪になったりと、ロックフィッシュの活性を一気にタフにさせる要素が沢山あります。

まず始めにここでは、冬ロックフィッシュで意識しておく要素をご紹介します。

 

要素1:水温変化

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この時期の釣果に一番大きな影響を与える要素が水温変化です。

ロックフィッシュに限らず、生き物は急激な気温・水温変化が起きると動かなくなります。

そのため中々餌を追いかけなくなってしまいます。

 

そのため、冬の時期は急激な水温変化が無い日に釣りに行くのが爆釣の大きな要素になります。(なかなかそんな日は無いんですが。。)

この時期にロックフィッシュの実績があるポイントでアタリが全然無い場合は、

1)魚は沢山居るが、活性が下がり餌を食べない
2)水温変化に対応する為にディープエリアに避難してシャローエリアにいない

が考えられます。

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その要因は前日や日中との急激な水温変化が一番考えられます。

1)の堤防でじっとしている個体は目の前に餌が落ちてくれば捕食しますが、捕食するまでにだいぶ時間をかけます。

ですので、この個体を狙うときはじっくり時間をかけて狙いましょう。

 

一方ディープに避難する個体も同様に沖を狙いゆっくりとしたアクションでじっくりアプローチする必要があります。

 

 

要素2: 時化

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冬の日本海側は激しく荒れます。

この荒れもロックフィッシュの活性を著しく低下させてしまいます。

海が荒れてくるとロックフィッシュは身を守る為に

 

1)荒れの影響を受けにくいディープエリアに避難
2)岩影や穴の最奥に隠れる
3)荒れていないエリアに逃げ込む

 

という行動パターンをとります。

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上の図を簡単に説明します。

 

①波裏に避難するグループ

波裏に移動する個体は割かし「活性が高い個体」が多いです。

そのためこの個体は海が荒れていない堤防の内湾側などに避難し、小魚などを捕食したりします。

この個体は荒れた日でも目の前に餌があればアタックしてくるタイプになるので、こういうシチュエーションで狙うべきグループと言えます。

堤防の内湾や波の影響を受けないエリアに居る可能性が高いので、内湾を重点的に探ってみましょう。

 

②外洋側の波から守ってもらえる根の影にいるグループ

このタイプは基本的に単独個体が多くなります。

その代わり、このグループ個体は大型が多いのが特徴です。

環境適応能力の高い大型個体がディープエリアまで避難せず大きな根の影や穴の中に海がおさまるまで待機しています。

この個体は海が荒れているので、積極的には餌を追いかけたりはしませんが、目の前に餌が落ちてくれば、活性は低いですがヒットしてくる可能性が高いです。

しかし個体数は少ない上に荒れている海の方を狙うので、ルアーアクションやアプローチも難しいので、色々な面で難易度が高い釣りになります。

 

③ディープエリアに避難するグループ

このグループは比較的環境適応能力が低いグループに当たります。

残念な事にこのグループが一番多いです。

ですので、ほとんどの個体がディープエリアに避難してしまいます。

この個体はディープエリアを攻める事ができれば、釣る事ができますが、②同様に荒れた外洋側を攻めなければいけなく、しかもディープエリアを狙わないといけないため、難易度がとても高いため、基本このグループは狙いません。

 

要素3: ベイト

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この時期はアジなどのベイトが乏しく、ロックフィッシュがメインベイトとしているのは「カニ」などの甲殻類となります。

堤防の際や海草などにくっついている事が多いので、その近辺を狙う場合はカニをモチーフにしたルアーやワームを使用するといいと思います。

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堤防の際についているカニは強い波や潮に当たり、海底に沈んでいくものを狙って捕食します。

そのため際を狙う場合は、甲殻類ワームを際から沈めて、カニが沈んでいく動きを演出すると良いです。

 

一方海草に着いている甲殻類はじっとしている事が多いため、ゆっくり動かしてアピールさせます。

 

要素4 温排水

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温排水や温かい水が流れているエリアは冬釣りにおいて良い条件になります。

その理由の一つにベイトが溜まって居る可能性が高いです。

そのベイトを狙ってロックフィッシュも寄ってきます。

また急激に水温が下がった時、温排水があるエリアはディープに避難せず温排水エリアに移動する事があります。

デイープエリアに逃げられると釣るのが難しいですが、基本的に温排水はシャローエリアやキャストして届く範囲内にあることが多いので

とても重宝されます。

 

冬の時期のロックフィッシュの食いつき方

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冬のハイシーズンでのワームや餌にヒットしてくる「アタリ方」や「アタルレンジ(層)」で、その日のおおよその活性の高さが分かります。

それぞれについて解説いたします。

アタリ方

この時期のロックフィッシュのアタリ方は大きく分けて3パターンあります。

 

1)ひったくるようなアタリ

このアタリはルアーを動かしている最中などに出る傾向が多く、こういうアタリが多い場合は活性が高い個体が多いと考えられます。

 

2)コンッコンッと金属的なアタリ

このあたりは1)のアタリほど活性は強くありませんが、活性が悪いアタリでもありません。つまり活性のレベルでいうと「普通」クラスと言えます。

 

3)モソモソした鈍いアタリ

冬のシーズンで一番多いアタリ方で厄介な活性の低いアタリ方です。

餌釣りで釣る場合は、このようなアタリが出ても少し間を与えれば食い込んでくれるので、その時に合わせればいいのですが、ワームの場合、このアタリが出て少し食い込ませようと間をとると、追い食いしてこない可能性があります。

この場合仕方ない場合もありますが、モソモソアタリがあったら魚に違和感を与えないようにそーっとロットを少しだけ上げてみます。

この時に反射的に追い食いしてくる可能性があります。そして重みが手に感じたら合わせてみましょう。

 

アタリのレンジ(層)

これは経験則ですが、まず表層でヒットしてくる個体は活性が高い個体が多いです。そして小型が多いです。

一方ボトム付近で当たってくる個体は活性が低いものが多く、大型個体が多いです。

表層の魚にアプローチをする場合は横系のスイミング、ボトムの魚をアピールする場合はボトムバンピングでのアピールが有効になります。

 

冬の時期のルアーアプローチ

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この時期は、カニなどの甲殻類をよく捕食するので甲殻類系のワームが有効ですが、

小さい魚も多いので、甲殻類系のワームは大きいものが多いので、ノラない事が多いです。

大物しか狙わない!というストロングスタイルの人はそれでいいと思いますが、

もし小さいサイズも釣ってみたい!という方はGulp!サンドワーム2inなどでフォローをいれると良いと思います。

 

ワームのアクションはとにかく「ゆっくり」を心がけてください。

活性が高い時は多少早いアクションでも問題ありませんが、この時期のロックフィッシュは活性が低かったり、抱卵している個体が居るので基本的に動きが鈍いです。

ワームのアクションスピードを遅くするだけでなく、ステイ(止めとく)時間を長めにとるのも重要になってきます。

私は冬のステイ時間は5秒くらい入れたりします。

 

さいごに

ハイシーズンなはずなのに中々釣れないという変な時期でありますが、この時期のロックフィッシュは抱卵している個体も多く、5月に比べ釣れる数は少なくなりますが、大型はでやすくなります。

しかし産卵を控えている個体も多いので、可能なら抱卵している個体はリリースしてあげてください。

秋田も7年くらい前に比べ、だいぶロックフィッシュの魚影が減ってきています。

今後もロックフィッシュを楽しむために、必要ない魚はリリースしてあげましょう!

 

 

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KI☆SU☆KE

KI☆SU☆KE

岩手県一関市出身。

秋田・岩手をメインに釣りをやっています。ロックフィッシング・シーバスフィッシング・バス釣りをやっています。
釣りの他に釣魚の飼育・アクアリウムも20年ほどやっています。
釣りや魚の飼育方法について主に記事を書いています。

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