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手軽に狙える高級根魚!ホッケ釣りの基礎知識

ロックフィッシュ図鑑&知識
この記事は約 8 分で読めます。

はじめに

 

2月から3月にかけて

海は年間で海水温が一番低い時期に突入します。

 

 

この時期は釣れる魚も少なくなっていき、

冷水域が好きなロックフィッシュも厳しい時期に突入します。

 

 

しかしそんな極寒気に釣れるロックフィッシュもいます。

 

それが。。

 

ホッケです。

 

ホッケはアイナメにも容姿が似ている事からも納得できるようにアイナメ科ホッケ亜科に属する冷水性の魚です。

 

生息域は日本では東北北部から北海道、世界ではロシア沿岸・オホーツク海などに生息している事からアイナメやクロソイよりも冷水域が強いエリアに生息しています。

 

釣れる時期や地域も限定的な魚なので東北でメインに狙う事が少ないターゲットになっていますが、

今が旬な(東北では)ホッケについて今回こちらの記事でご紹介したいと思います。

 

 

ホッケの生態・特徴

まず釣り方の解説をする前にホッケはどんな魚なのかご紹介したいと思います。

 

ホッケは釣りをしていない人でも知っている人が多い有名な魚ですよね。

恐らくほとんどの人はホッケと言われると

こちらを想像するのではないでしょうか?

飲み屋でお馴染み、干物の王様と言われているホッケの開き。

 

 

そもそもホッケが干物で提供される理由として、

ホッケは鮮度の落ちがとても早く痛みやすいためでした。

 

 

しかし釣りたてのホッケは鮮度が良いため、

また近年は冷蔵技術が発達してきたため、北海道やお寿司屋さんなどでは

ホッケの刺身なども見られるようになってきました。

 

ホッケの刺身はたびたびテレビなどにも取り上げられ、

例えとして

 

・フグの刺身に味が似ている

・淡白でほんのり甘みがある上品な味

 

と、

ロックフィッシュらしくとても美味な味わいだそうです。

 

 

ホッケは釣れるサイズは20cm~30cmくらいが平均サイズで、

大きいものでは60cmくらいになるため、ほぼアイナメと同じような体格といえます。

 

 

しかしアイナメや他のロックフィッシュと大きく異なるのが

ホッケは回遊性が高いという事と群れで回遊しているという事になります。

クロソイなども回遊性が高いと言われていますが、

その比ではなくむしろアジやサバのような青物のような回遊スピードや範囲で動き回ります。

 

根に定着する居付き個体は基本的には水深100mラインの大陸棚に生息しており、

陸から狙える範囲の水深10mラインなどに居つく個体はほとんどいません。

 

そんなホッケが浅場に差し込んでくるのが産卵期である12月~3月くらいになります。

この時期になると水深20m以内の浅場の潮通しのよい岩礁地帯に差込こみ、

 

アイナメ同様に産卵後は孵化するまでオスが餌を食べずに保護をします。

 

産卵は水温が16℃程度で開始されと言われ(※諸説あります)至適水温は13℃前後、

8℃程度で終了するとされています。

 

そしてホッケも産卵前や産卵後の餌を荒食いする時期に効率的に釣る事ができます。

 

以下にホッケを釣る一般的な釣り方をご紹介いたします。

 

 

ホッケフィッシングの仕掛け

 

ホッケ釣りは初心者でも簡単に釣れる事から(ホッケが回遊してきていたら)、

北海道ではポピュラーで人気の高い釣りとなっています。

様々な釣り方で狙えるホッケの釣り方をこちらでご紹介します。

タックルや仕掛け、餌などをご紹介します。

 

 

サビキ釣り

画像引用

サビキ(上の図のような仕掛け)釣りでホッケを狙う場合

潮の効いた地磯や適度に潮が効いている堤防や岸壁が狙い目になります。

ホッケ釣りにおいて一番重要な事がホッケの群れを自分の居るエリアに引き寄せる事になります。

そこで寄せエサ(コマセ)を効かせてホッケの群れを集めることが大切になります。

 

ホッケ釣りの竿

竿は磯竿やルアーロッドなど基本的になんでも大丈夫です。

足下を狙う場合でしたら竿の長さもあまり長くなくても大丈夫です。

仕掛けの重さに耐えれる竿でしたら大丈夫です。

 

サビキ道具

仕掛けは、市販のホッケ用サビキ仕掛けを使うのが便利だと思いますが、

地域によってホッケ専用のサビキ道具が無い場合は青物のサビキ道具で代用できます。

サビキの種類はスキンやハゲ皮などが定番になります。

 

オモリ

オモリのサイズは釣り場の水深で使い分けるのが基本になるので、

具体的に何号が良いとは一概には言えませんがおおよそ5号~10号くらいだと思います。

 

入れ食い状態のときは重めを使うと手返しがよくなります。
ときどき竿先を上下に動かして誘いを入れつつ、竿先にアタリが出たら確実に竿を立ててアワセを入れるようにします。

 

エサ

ホッケはアミ類などの甲殻類やプランクトン・海草・魚卵などをメインに捕食しているため、

釣具屋やホームセンターなどで販売しているオキアミを使用します。

 

イソメやゴカイなどでも釣れた実績もありますが、アミ類などのニオイの強いエサが効果的になります。

 

 

ウキ・フカセ釣り

画像引用:チヌ・フカセ釣り

浅場へ寄ってきたホッケの大群は、ウキ釣りで狙う事もできます。

足元から深くなっている磯場が狙い目です。

タックルや仕掛けは、恐らくホッケ専用の仕掛けはあまり見かけたことがないので、

クロダイやメジナなどを狙うもので代用がききます。

 

魚をゴボウ抜きにする場合は多少頑丈なもの、

逆にホッケが食い渋っているときには細めの仕掛けに、状況に応じて竿のタイプを使い分けたりします。

 

ウキは波があるときは円錐ウキ、凪のときは自立ウキが使いやすいと思います。

付けエサはサビキ釣り同様にオキアミを使用します。

この釣りも寄せエサでホッケの群れを寄せることが釣果に直結します。

寄せエサは、解凍したアミエビに専用の集魚材を混ぜたり、砂を混ぜて比重を重くして使う人もいます。

これを少しずつ、かつ、途切れないように撒いていくのがコツになります。

ホッケのタナは浅めで、ひとヒロ(約1.5m程度)が目安といわれていますが、

それを基準にその日の状況や釣り場の水深・魚の活性等に合わせて調整していきます。

 

アクションとしてはときどき竿先で誘いを入れながら仕掛けを流していきます。

大物ほどアタリは小さいので、波で上下するウキの動きに違和感を感じたら、確実にアワセを入れます。

 

 

ルアー釣り

画像引用:へたのヨコ釣り北海道日誌

ホッケはロックフィッシュ同様にルアーにも果敢にアタックしてくるため、ルアーで釣る事ができます。

北海道や秋田などではハードルアーをはじめ、ソフトルアー・ジグ・スプーンなどで釣る文化があります。

タックルは、アイナメやソイなどロックフィッシュを狙うのと同じ要領のタックルで釣る事ができます。

その他にミディアムライトのシーバス用ロッド7~9フィートと小型スピニングリールの組み合わせなどでも代用がききます。

 

ルアーはメタルジグ(20g前後)やミノー(10㎝前後)、ジグヘッド+ソフトルアー(2インチ)などが実績が高いです。

ミノーはディープダイバー系をメインに使用すると良いと思います。
釣り方はルアーをキャストした後、ホッケが回遊するレンジ(層)までカウントダウンしてからスローリトリーブします。

 

基本的に吸引型のバイトが多く(ひったくるような)、ルアーがボトム近辺にある場合はアイナメのような突くようなアタリ方がでます。

 

 

ホッケを狙いにいくには

 

ホッケは先述したように、

回遊性が強い魚のためアイナメやソイのような感覚で軽いノリで釣りに行っても釣る事はできないと思います。

ホッケが接岸する時期や情報などを収集し、狙いに行くのが重要になります。

 

私はホッケを狙うときは基本的に秋田県になるのですが、

上州屋などの情報を見て判断しています。

画像引用:秋田上州屋HP

 

秋田は例年では12月末~3月くらいにかけて回遊してきますが、

年によっては接岸してこない時期もあるので、上州屋などで具体的な釣果がでてから行動しています。

そのため情報が出た後に行動すると自分の他にも大勢の釣り人が押し寄せるので

私は釣り人が少ない磯場などでホッケを狙う事が多くなります。

 

 

ホッケは青物のように群れが接岸していれば決して釣るのが難しい魚ではありません。

いかにホッケの群れが接岸しているエリアに行く事ができるかが大事だと思います。

 

 

さいごに

 

ホッケは干物やフライ、唐揚げなどでとても美味しく食べることができます。

ロックフィシュの中でもトップクラスに食味の良い魚ともいえます。

 

またホッケは群れを作る習性があるので接岸にあたれば数釣りはもちろん、アイナメの仲間のため引きも存分に楽しめると思います。

まだホッケ釣り未体験の方は一度秋田や青森・北海道などに行かれてみてはいかがでしょう?

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KI☆SU☆KE

KI☆SU☆KE

岩手県一関市出身。

秋田・岩手をメインに釣りをやっています。ロックフィッシング・シーバスフィッシング・バス釣りをやっています。
釣りの他に釣魚の飼育・アクアリウムも20年ほどやっています。
釣りや魚の飼育方法について主に記事を書いています。

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