フィルターとは

フィルターは海水魚の飼育だけでなく、金魚の飼育などでも必要になる道具になります。
フィルターの役目は「水槽内のゴミをとってくれる」ものです。
毎日水槽内で魚がフンなどを排出します。放置しておくと水槽内はどんどん汚れていきます。
そこでフンを毎日網ですくって捨てるのを人がやるのは大変ですよね?
そこで毎日ゴミ取りをフィルターが補ってくれます。
そのため毎日綺麗な水槽を維持するためにフィルターは必要不可欠になります。
しかしいざ、ペットショップやホームセンターに行っても色々なフィルターがあり、どれを買おうか迷ってしまいます。
そこで今回こちらの記事では初心者にお勧めなフィルターをご紹介しようと思います。
上部フィルター

上部フィルターとは名前の通り、水槽の上に設置するフィルターを指します。
特徴として水槽の上に設置するので水槽周りのスペースを使わないメリットがあります。
また濾過槽(フィルターマットなどを入れる場所)も製品によってはとても大きいためろ過能力が高いフィルターといえます。
またメーカーにもよりますが基本的に上部フィルターは性能が高い割りに安いものが多いです。
相場で

標準的な60cm水槽ではだいたい2500円~3500円くらいになります。(高いものでは1万8千円くらい)
一方で上部フィルターの欠点としては、水槽の上にフィルターを設置するため、水槽の上部の半分を防いでしまうため、ライトをつけても光量があたる面積が少なくなります。
またモーター音や水流の音が他のフィルターよりも少し大きいものがあります。(最近の製品は静かな音のものがだいぶ増えてきました)
[su_note radius=”0″]【上部フィルター特徴】- 安価で購入できる
- 水槽周りのスペースを使わない
- 値段以上にフィルター能力が高い
- 光を当てれるスペースが少ない
外掛けフィルター

外掛けフィルターも上部フィルターのように水槽の上に設置します。
外掛フィルターは水槽の縁にひっかけて設置します。
外掛フィルターの特徴はとにかく構造がシンプルで説明書を読んで組みやすいので、初心者にも組みやすいです。
そして上部フィルターにはろ過能力は劣りますが、値段が上部フィルターよりも安いので購入しやすいです。

相場は1200円~2000円くらいになります。
デメリットとしてはろ過能力が高くはないので、沢山魚が入った水槽などではろ過しきれない可能性があります。
その場合、外掛けフィルターを2つ設置することで解消できる可能性があります。
[su_note radius=”0″]【上部フィルター特徴】- 安価で購入できる
- 水槽周りのスペースを使わない
外部フィルター

外部フィルターは水槽の外部に設置するので、そのような名前がつきました。
そのため上2つのフィルターと異なり、水槽の上のスペースを使わないので、水槽の上を開放的にできたり、光をたくさん当てる事ができます。
またフィルターを水槽に設置しなくていいので、水槽サイズとフィルターサイズが合わなくても使用する事ができるので、
例えば、60cm水槽に90cmサイズ用の外部フィルターを使用する事ができるので、そうすればろ過能力が凄く高くなります。

外部フィルターのデメリットは価格が高い事になります。
相場で60cm水槽で6800円~10000円くらいになります。
ちょっと高価になりますが、お金に余裕がある方は外部フィルターがお勧めになります。
おわりに
今回はアクアリウム初心者に向けたお勧めのフィルターを紹介したので、その他にも色々なフィルターがあります。
フィルターは自分の水槽や金銭条件など自分にフィットするものを選ぶのが一番良いと思います。
ちなみに私はそこまで高価でなくろ過能力が高い上部フィルターを使用しています。
このフィルターでなければいけないという事はないので自分が「いいな!」って思ったものを使用してみてください。
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