
根魚を飼育していると色々な事が見えてきます。
今回は家に持ち帰って1週間ほど経過したアイナメに餌を与えてみました。
人間に置き換えると1週間もご飯を食べないとなると「餓死」したり「体調不良」に陥ったりする極限レベルの世界になると思うんですが、魚は1週間絶食状態でも餓死するということは中々ありません(青物や回遊魚はわかりませんが)
私が飼育していた魚で一番絶食していた魚でマゾイが6ヶ月と2週間餌を食べませんでしたが死にませんでしたし、そこから餌を食べるようになって復帰した例もあります。
魚は人と違って寒い時期に無駄な体力を使わない為に、エネルギー消費を抑える体の構造をしているので(変温動物の体の仕組み)それで長期間餌を食べなくても、なんとかなっているようです。
釣られた魚はしばらくの間、餌に対する恐怖心(トラウマ)があり、中々エサを食べようとしてくれません。
特に個体が大型になるほど神経質になるので、中々エサ付いてくれませんので、根魚を飼育しようと思っている方は小型の魚(10cm前後くらい)を飼育するのをおススメします。
よく質問で「釣った魚が中々エサを食べてくれません」というのが来るのですが、理由や魚の状況を聞くと
①持って帰ってきた魚が大きい
②餌を与えたのが釣って来てから3日くらいで与えている
という感じでした。
個体差もあるので、大型の個体でも水槽に入れて数日でエサを食べる事もあるのですが、傾向としては異例だとおもっているので、回答としては「1週間は餌を与えないで1週間経ったら餌を与えてみてください」と伝えています。
1週間もすれば小さい個体なら餌を食べ始める頃になるので、目安として1週間経ったら餌を1回投入して様子を見たりします。
という事で今回は家のアイナメが1週間経過したのでエサを与えてみた動画を撮影しました!
サムネでネタバレしてますが、ガッツリ餌を食べてくれました。今水槽でアイナメ(大)(←大といっても12cmくらいのやつ)とアイナメ(小)の2匹を飼育しているのですが、アイナメ(小)しか餌を食べてくれませんでした。一方でエサを食べてくれない方のアイナメの餌に興味の無い感が半端ないので2匹の温度差を是非ご覧ください。
コメントする