はじめに
金華山はアクセスの関係上や未開拓な部分も多いので、
ネットで検索しても金華山のポイント情報や持ち物などがあまり検索結果に表示されず、
(金華山ロックなどをしているアングラーさんのブログなどに釣りポイントや持ち物を書いてくださっているものもあります)
はじめて金華山に行く人にとっては事前情報収集や準備に困っている人も多いと思います。
そこでロックフィッシュ大全では今週末の「ロックフィッシュ交流会in金華山」にむけての事前講習として
FaceBookグループで「金華山交流会グループ」を開設し、そちらでハンター塩津さんから金華山のメジャーポイントの解説をしていただいております。
交流会参加者の中で、
FaceBookを利用していない方や
今後金華山に行ってみたい!という方のために
今回はFacebookグループで
ハンター塩津さんがご紹介してくれたポイント解説をこちらでご紹介いたします。
このポイント紹介を参考にして当日のポイント選定に活用してもらえれば嬉しいです!
金華山ポイント解説
それではここから実際にFaceBookグループで塩津さんが解説している情報を引用させていただきます。
(※塩津さんからブログへの引用許可済です)
金華山堤防
鮎川港を出港して金華山に船が着く場所がこちら「金華港」になります。
例年では金華山で一番安定した釣果が出ているポイントになります。
過去の実績によりますと、60cmアイナメ・50cmクラスのベッコウゾイ・クロソイ
また尺メバルなどが上がっているそうです。
1日中安定して釣れるという訳ではなく、帰りのフェリー待ちの時間など「マズメ」が絡んだタイミングなどに釣果が良いポイントです。
しかし塩津さんの情報では今期は海草の量が少なく、今年は苦戦を強いられているそうです。
(以下文章 FaceBookグループ:ハンター塩津さんのメッセージ引用)
また、ここのテトラ帯は足場の高い大型テトラですので充分に注意して下さい。
南側の長い堤防とテトラを狙う方は540以上の柄の長いタモがあった方がいいと思います。
北側の短い堤防もこの季節は50アップのアイナメが釣れたりする穴場なのでチェックしてみて下さい。
堤防両側はゴロタ浜になっていてアイナメが結構狙えます。
ただしシーズン的にぼちぼち魚が沖へ離れる頃なので遠投出来るタックルで沖を狙いましょう。
待った崎
金華山地図だと待った崎と書いてある場所です。
金華山鼈甲倶楽部的には「ホコラ下」と呼ばれるエリアです。
堤防から歩いて10分ほどと近い割りには意外とベッコウもアイナメも釣れる優秀なポイント。
ゴロタ浜の端からと 少し進んだホコラのような岩に穴がある場所辺りから適当に降ります。
ホコラ側からエントリーするときは少し危ないので転落しないように気をつけて下さい。
百畳敷
エントリーはMAX簡単な場所です。
港から遊歩道跡を15~20分ほど歩いたところに 磯へ向かう坂道があるのでその道を道なりに磯へ向かえば降りられます。
どちらかと言えばアイナメのポイントですがベッコウの50オーバーの実績もそこそこあります。
ベッコウは遠投でブレイクラインの外側を狙いましょう。
呑吐沢
磯へ入るまでの道は遊歩道から枝分かれしてるので分かりやすいのですが
最後の磯へエントリーする場所が崩落してしまったのでエントリー難易度は少し高めです。
くれぐれも転落しないように気をつけて下さい。
ここは過去に大型ベッコウが連発したこともあるポイントですが たま~にしか釣れません(笑)
アイナメはそこそこ釣れるのでやる場所に困ったらやってみて下さい。
ちなみに港から25~30分ほどです。
白崎
金華山のスーパーメジャーポイントです。
港から遊歩道跡を歩いて35~40分ほど。
ベッコウもアイナメも50オーバーの実績は割りと高いポイントです。
沖でも水深10メーターほどの浅いエリアなので水温が下がると魚が抜ける可能性はあります。
この辺までが金華山お手軽コースになりますかね~。
ちなみに白崎~灯台近辺まではシャローが多く微妙なポイントばかりです。
鮑荒崎東側通称「ヘリポート」
エントリーは先端東側のヘリポートを抜けた辺りから入ります。
波が穏やかで潮が下げている時は付け根まで入れるので結構広く探れるポイントです。
水深も深く潮も早いので先端付近はなかなか難しいエリアですが、潮が弛い湾内へ回ればベッコウの実績も高いです。
通称「ベッコウ島」と「ベッコウ島付根」「ベッコウ島ミニ」
ここからは奥地のポイント紹介になります。
通称「ベッコウ島」と「ベッコウ島付根」「ベッコウ島ミニ」です。
せせらぎの森登山口から白玉浜へ向かい10分ほど歩いた辺りからエントリーします。
「ベッコウ島」は震災以降ウェットスーツがないと渡れなくなりました。
何れのポイントもアフターのモンスターベッコウ実績ポイントで、アイナメも過去にはロクマルが出てるポイントです。
千畳敷西側
通称「千畳敷の横」と「千畳敷の横の横」(笑)
アイナメがメインのポイントですがスリットやワンドの横などでは大型ベッコウの実績あり。
千畳敷の横はエントリーが簡単ですが千畳敷の横の横は千畳敷の横から高まきして入らないとエントリー出来ません。
千畳敷
メジャーポイントです。
今回の磯ロックコースのメインポイントになります。
今年はベイトのイワシが多いため魚は結構入ってる感じです。
が、ぼちぼち釣れなくなるシーズンなのであまり期待しすぎないようにf(^_^;
ちなみに水深も足元から深く、沖に投げると20メータークラスなので重めのシンカーをお持ちになって下さい。
千人沢
今回の磯ロックコースで始めにエントリーする予定のポイントになります。
ここで簡単な講習を行った後に3人1組でポイントをシェアしながら
各グループでモンスターベッコウを狙ってもらいます。
このポイントで粘るもヨシ、
ランガンするもヨシ、
各グループで考えながら体力にあわせて楽しく金華山を堪能しましょう。
ちなみにここもモンスターベッコウの実績ポイントです。
千人沢東側
1度千人沢から遊歩道へ戻り少し奥へ進んだ場所からエントリーします。
アイナメの実績ポイントですが足元のブレイクでベッコウが釣れることもあります。
黄金崎西側
こちらもランカーアイナメの実績ポイントです。
この季節は沖へ離れる個体がこの辺りにステイするので大型が連発することも?
ベッコウは中型が多いです。
黄金崎
何故かあまり釣れないのですが
ベイトが入ったタイミングや他の場所が釣れなかった時などに
爆裂することもたま~にあるポイントです。
今回はこの辺までをエントリー場所とします。
これより先は上級者向けのデンジャラスゾーン。
通いつめたら1度は行ってみて下さい(´ω`)
チップ
派手に鹿避けの柵が壊れている所からエントリーしますが中~上級者向けポイント。
行ったことある人と一緒に降りることをオススメします。
ベッコウ、アイナメ共にアフターシーズンにはデカイのが釣れるポイントです。
尚、灯台下は上級者のみが踏み入れる危険なポイントなのでオススメしません。
~交流会に対する質問~
ここからは交流会に関する質問をいただいておりましたので、
質問に関する回答をご紹介いたします。
Q: 金華山に到着後、荷物や上船時の靴は船においておくのでしょうか?
[回答]
荷物は金華山堤防に置いていく形になります。
必要な荷物をリュックにまとめ、不要なもの(乗船時のシューズなど)は堤防に参加同士でまとめて置いていってもらいます。
(財布や貴重品等はご持参ください。万が一荷物が紛失しても、こちらでは責任を負えません)
また雪や雨が降ると濡れる可能性がございますので、袋や収納袋があるといいと思います。
Q: 交流会当日雨の場合は中止になるのでしょうか。それとも延期になるのでしょうか。
[回答]
交流会は1月13日の時点で天気や波高・風向き等を確認し、船が出港できないと判断された場合は
「中止」という形をとる方向で考えています。(ハンター塩津さんと運営側のスケジュールの関係や、またこれ以降の金華山もシーズン的に厳しいという事から)
しかし、今回の交流会は参加希望者が多数あったため、
今後も塩津さん等とスケジュールを合わせてまた金華山交流会を実施したいと考えておりますので、
中止になった場合は次シーズン時などにまた開催したいと思っております。
また交流会中止の場合は前日中(1月13日中)に当ブログ・千葉のツイッター・Facebook(金華山交流会アカウント)でご連絡いたしますので、
もし上記SNSを利用している方がいましたらフォローや申請していただけますと情報が早く配信されると思います。
システムの関係上、
ロックフィッシュ大全のブログの配信が一番遅くなってしまうので、
ツイッターやFacebookでの連絡や配信が早いと思いますので
早く情報を知りたい方は13日はツイッターやFacebookからご確認ください。
Q: 釣った魚は持ち帰ってもよろしいでしょうか?
[回答]
運営側からは特に釣った魚に対する規制はございませんので、参加者様の判断にお任せします。
ただし無駄な殺生は禁止です。
またお持ち帰りを希望する方はクーラーボックスやゴミ袋などは、こちらでは準備いたしませんので、
各自で準備してください。
Q: 金華山は携帯電話の電波つうじますか?
[回答]
金華山港近辺は通じます。
奥にいくにつれ、契約会社によっては圏外になるエリアもございますのでご注意ください。
Q: 会費のお支払いは現金のみでしょうか?
[回答]
今回の会費(4500円)は現金のみでお願いいたします。
またお手数おかけいたしますが、
受付の関係上極力お釣りが出ないようにお支払いしていただけますと助かります。
さいごに(ハンター塩津さんからメッセージ)
「1回や2回行っただけじゃ金華山の魚は釣れませんよ!」
って言いたいところですが、1回目からデカイのを釣っていい思いする人もいれば、何回も苦汁を飲まされる人もいるのが金華山。
今回は「金華山 ってこんなところなんだ!」って体験して頂くいい機会ですので「釣れる釣れない」ではなく参加者全員で和気あいあいと楽しくやりましょう♪
コメントを残す