2016年7月15日~17日にかけて秋田県・にかほ市・象潟地方にロックフィッシングに行った時の釣行記を記録します。
秋田県・象潟は、秋田県と山形県のほぼ県境に位置しており「鳥海山(ちょうかいさん)」という登山観光の有名な所です。


鳥海山 画像:日帰り登山にかほ市
象潟に行くといつも(年に2回毎年象潟でキャンプをしています)「コテージ・潮さい」というところに宿泊するのですが、
ホテル&コテージ 潮さい(潮さいについての詳細はこちらから) ←
このコテージのすぐ後ろには歩いて5分で漁港があります。

今回はこの漁港でロックフィッシングをやりましたのでポイント紹介します。
まずここのポイントは大きくわけて上の写真から
①停泊船周り
②外洋側のテトラポット
③内湾側の船のみお筋(船の通り道)
④外洋側の岩礁地帯
となっています。
まず①の停泊船周り。

ここは当時、夏ということもあり、またこの漁港は水深も浅い事から水温が高く魚にとっては日中は居心地の悪いポイントとなります。しかし船の下や影の部分が魚にとっての唯一の日陰ポイントという事で、逆にここに魚が集中して溜まっています。
しかし、魚は居るのですが暑いことからほとんどの魚は活性が低いです。
そのため「魚は居るが活性が低い」時の対処方法である「リアクションバイト」させる方法で魚を誘いました。
ここは夜になるとクロソイやメバルが釣れた実績があったので「何かしらロックフィッシュはいるだろう」と思い定番の「メバル弾丸+ガルプ!サンドワーム6in」のゴールデンコンビでライトワインドアクションでリアクションバイトを狙ったところ、船の隙間から影気が出てきて、、ヒット!

影からして50cmクラスの魚がヒットしたのでやりとりをしながら手前にもってきたところ

まさかのボラ、、、笑
確かにボラの魚影も濃かったのですが、ボラがヒットするとは思いませんでした。
ボラが水中で暴れまくり周りにいた魚は散っていき、さらに周りにいた釣り人も「なんだボラかよ、、」という感じで僕の周りから散っていきました、、、ボラパワー恐るべし
②外洋側のテトラポット

にかほ市のロックフィッシュは秋田市や男鹿市に比べ、ロックフィッシュを積極的にやっている人が少なく、居れば簡単にロックフィッシュを釣る事ができます。
魚影こそ秋田市・男鹿市に比べ少ないのは否めないですが、大物でも警戒心が低い個体も多く、意外な大物を釣るポテンシャルが高いです。
ここのテトラ帯は足元側は小さい個体、少し沖側のテトラには大きい個体が潜んでいる傾向が高いです。実績としてはムラソイ・クロソイが上がっています。

③内湾側の船のみお筋(船の通り道)
ここは一見何もないポイントですが、船が通る道という事で、人工的に海底が掘られており、海底に複雑な変化がありロックフィッシュが潜んでいます。
写真が残っていなかったのですが、同行した先輩がこのポイントで「3本針のちょい投げ仕掛け」で3本の針にそれぞれ「アイナメ30cm」・「クロソイ15cm」・「クジメ20cm」がくっついていたほど、ロックフィッシュが潜んでいます。
夜もメジナやクロソイが実績として釣れました。
ここのポイントは青物もよく回遊するためベイトが豊富な事もあり、ロックフィッシュもそれに惹きつけられて集まっているのかもしれません。
④外洋側の岩礁地帯
ここのポイントでの実績は「小さいアイナメのみ」でした。地形的には岩礁帯も多く潮の流れも悪くはないのですが、思いのほか「浅い」事が夏の釣りにおいてはネックとなり、良い釣果があげられませんでした。
知らないおじさんがここでシーバスをあげていたそうなので、ロックフィッシュよりもシーバス・青物の方が有望なポイントなのかもしれません。
また5月や10月末などのハイシーズンに再度狙ってみるのも面白いかもしれません。
以上より、秋田県・にかほ市ではアイナメやソイなど色々なロックフィッシュを釣る事が出来ます。私は普段秋田市内近辺に滞在している事が多いので中々象潟の方まで釣りに行けていないので、情報がまだ完璧ではありませんが、
秋田県象潟のロックフィシングの魅力としては
①秋田市・男鹿市よりも場荒れされていなくピュアなロックフィッシュが多い
②秋田県内では意外とアイナメの魚影が濃いかも!?
と思っています。
今後県南の方も積極的に調査していきたいとおもっています。
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