最低水温期3月岩手県大船渡ロックフィッシング釣行

長かった冬も徐々に終わりを告げ、岩手県も徐々に春の足音が近づいてまいりました。

 

私にとって春の訪れは「花粉襲来」を意味しており、ある意味1年間で一番釣りに行きたくない時期でもあります。笑

 

 

地上では春めいてきたところなんですが、

海の中は季節の移り変わりが1ヶ月くらい遅いため、地上の2月くらいのシーズンとなっています。

写真 2016-07-21 8 44 31

 

つまり魚達にとっても激シブな時期といえ、地上の3月~4月上旬は一年でも1,2を争う厳しい時期といえます。

 

 

この時期のアイナメの行動パターンは、私の個人ブログに記載していましたので、

ここでは割愛させていただくとして、 (KISUKEのブログはこちらから)

 

 

今回の釣行詳細を書かせていただきます。

 

 

3月22日 PM21:30 岩手県碁石海岸近辺のコンビにで釣り仲間と待ち合わせし、

碁石海岸近辺の漁港を攻める事にしました。

goisi

 

仕事終わりの釣りという事もあったのですが、

この季節のロックフィッシュと言うと、ナイトロックが主流となるちょっと特殊な時期である事も挙げられます。

 

この時期のロックフィッシュのベイトとなる甲殻類や虫系ベイトや鮭の稚魚・ミミイカなどのベイトが夜行性のため、それを狙うロックフィッシュも夜を意識するようになります。

 

 

 

ソイ類はもともと夜行性なため、あまり通年と変化はありませんが、普段は日中に活動しているアイナメもこの季節は夜行性になります。

img_0183

 

 

ですので、今回は夜行性のアイナメ・ソイを狙おう!という事でナイトロックを主体に(ついでにデイゲーム)で出陣しました。

 

 

この日の天候は

 

波が2m

 

風が5m/s~8m/s

 

と、正直かなり荒れたコンディションでした。

 

しかしこのように海が荒れているときはロックフィッシュは3パターンの方法で海の荒れから避難します。

 

 

 

1)ディープエリアへ避難

IMG_7723

ディープエリアに隣接しているエリアにいるロックフィッシュは海の荒れを避けるために、ディープへ避難する個体がいます。

恐らく海が荒れた時はこの行動を起こす個体が一番多いと思います。

どのくらいの深さまで避難するかはわかりませんが、海の荒れや潮のウネリがおさまるまで避難します。

正直、ディープエリアに逃げられた個体は飛距離の関係的に狙いにくいグループといえます。

 

 

 

2)根の中に隠れる

%e5%86%99%e7%9c%9f-2016-07-21-10-30-37

海が荒れた時は、波や潮が直接当たらない根やテトラポットなどの奥に隠れる傾向があります。

根に入ると海の荒れが収まるまで中々出てきません。

しかし餌が目の前を通過すれば普通に捕食はします。

 

3)海が荒れていない内湾側に避難する

%e5%86%99%e7%9c%9f-2016-07-21-10-30-40

近くにディープエリアが無かったり、内湾が荒れていないエリアがある時は、内湾に避難する個体がいます。

海が荒れた時は一番このパターンの魚がターゲットにしやすいといえます。

 

水温変化や海の荒れに大型個体は強い傾向が高いため、沖側ではなく、内湾側に避難したベイトを追いかけて内湾に入ってくる大型個体などもいます。

 

 

 

 

 

以上の点から私達も3)の内湾にいる個体を狙う事にしました。

 

 

 

 

堤防に到着後、まずは堤防の先端の内湾側を攻める事にしました。

しかし内湾側でも堤防の先端は潮が早く、内湾側も海は荒れていました。

 

そのため30分ほど3人で先端を攻めていてもノーバイト

 

どうやら先端は海が荒れていて居ないと判断し、さらに内側の堤防の湾部分に移動しました。

 

 

このエリアは堤防に覆われているため、海面は荒れておらず、地面は岩と砂地が混ざった複合ポイントとなっているエリアでした。常夜灯も1本ある場所を攻めました。

 

開始早々同行者が

写真 2017-03-22 23 21 46

 

ギスカジカ35cmを釣り上げました。

ギスカジカが釣れるという事は、やはり水温が低く砂地が多い事が言えます。

 

 

そしてその後も内湾側の根周りを細かく探っていた同行者にヒット!

 

ロットがしなりラインが走っていました。

これはギスカジカの引きではない!

 

 

上がったのは、

写真 2017-03-23 0 25 16 写真 2017-03-23 0 26 34

35cmほどのアイナメが上がりました!

 

やはり今の時期は夜でもアイナメが普通に上がります。

 

 

しかしその後、小さいアイナメの当たりがたまに出るものの、みなノセる事ができずしばらく沈黙が続きます。

 

 

AM2:00にこのポイントに見切りをつけて大船渡方面に移動し、何箇所か攻めましたがその後はノーヒット。。。

 

 

AM5:00に仮眠を取り

 

 

ナイトゲームより苦戦を強いられるディゲームへと移動する事にしました。

 

 

朝一は堤防ではなく大船渡の磯にエントリーしてアイナメを狙ったのですが、昨日の海の荒れが残っており、とても釣りができる状況ではありませんでした。

 

 

沖目ではベイトが水面で何かに追われているのが目撃でき、ジギングなら何か釣れそうな雰囲気は漂っていました。

 

PM1:00に私は仕事の関係で釣り終了になり、先に帰ってしまったのですが、

 

2人の同行者さんはその後も残り攻め続けたところ、

 

仕事中に私のスマフォに1通の写真が送られてきました。

写真 2017-03-26 11 14 17

 

なんと!あの激シブ状況下でアイナメを釣り上げたそうです。

 

今の時期のアイナメは夜よりも日中の方が良型サイズを上げるのは難しいのですが、

 

ただただ素晴らしい・エクセレントとしかいう事が出来ません。

 

 

 

そんなこんなで渋い時期でしたが今の時期でもナイトでもデイでもロックフィッシュを釣る事ができました

 

 

 

 

えっ。。。

 

 

私は何か釣ったのかって??

 

写真 2017-03-22 22 40 00

 

写真映り悪すぎですが。。。30cm未満のドンコ2本のみ。。。

 

 

ここ最近ドンコにしか好かれてないような気がする。。。

 

次回頑張ります!

 

次回は天気が良ければ秋田でアイナメ狙おうと思います!

そこでリベンジできるように頑張ります!

 

 

 

シェアしてもらえると感激です(*^^*)

ABOUTこの記事をかいた人

岩手県一関市出身。 秋田・岩手をメインに釣りをやっています。ロックフィッシング・シーバスフィッシング・バス釣りをやっています。 釣りの他に釣魚の飼育・アクアリウムも20年ほどやっています。 釣りや魚の飼育方法について主に記事を書いています。