7月30日
秋田県男鹿半島~秋田港にかけて釣りに行ってきました。
今回は本格的なロックフィッシングというより、真夏の秋田の海の状況を視察しにいきました。
例年の今時期の秋田のロックフィッシュは水温が上がりシャローエリアにいる個体は少数で、
ほとんどの個体は水温が低いエリア(ディープエリア)や潮が効いたエリアで越夏します。

そのため今の時期にロックフィッシュを狙うとしたら。。
①水深・潮の効いた日陰やテトラポットを狙う
②涼しくなってくる夕方や夜を狙う
③キジハタを狙う
と、言うのがセオリーになります。
今回は久々?に秋田に来たので
①・②をメインに、そしてついでに③を調べるスタイルで
全部やらせていただきました。
まず①
今回は炎天下の中、
磯まで行く気が無かったので(笑)
堤防縛りで探ってきました。
潮が効いていて水深があるエリアは男鹿半島の先端近辺に多いので、
今回選んだポイントとして

毎度お馴染み畠漁港
ここはそこそこ潮も効いていて、水深もありテトラポットもあるので、
夏に居つくシチュエーションがほぼほぼ揃っているためエントリーしました。
畠漁港のポイントを解説している動画です。
まずは定番のテトラ帯

ここは正直水深は全然無いんですが、
海草や潮のアタリ方次第ではよく水が循環するエリアとなっているため、
何か居るかもしれないと思い早速調査。
テトラにもいるテトラと居ないテトラがあり、
①日陰になっている側
②海草が多く生えているテトラ
③潮が巡回しているテトラ
に絞って探ると効率よく探る事ができます。
この①~③に絞ったエリアを集中的に探りましたが
上がってきたのは

ダイナンギンポのみ。。。
残念ながらロックフィッシュは不在でした。涙
次に選んだポイントは堤防の先端。

堤防の先端は潮の通りも良く水深もあるエリアのため
タイミングが合えばこのポイントでキジハタやソイも釣る事ができます。
しかし現在時刻は15:00
陽が強すぎる感はありますが、堤防の際をメインで探ってみると



アジやマダイ・ベラはコンスタントに釣れましたが、
やはりロックフィッシュは釣れませんでした。
次に②
18:00を周り陽が傾き始めてきたのでナイトロックにシフトしていこうと思いました。
ナイトロックは秋田港でやることにしました。

この日はサヨリもちらほら接岸していましたが、
秋田港のロックフィッシュはあまりこのサヨリをベイトとして意識している個体は少ないので、
今の時期秋田港の堤防際に付いているカニやハゼをモチーフしたワームで攻めます。

やはり夏場のシーズンオフということもあり、
アタリはほとんど無く、あってもショートバイト&低活性の突っつきくらいしかありませんでした。
あたりがあって、
深く食い込ませるまで待ってもすぐにワームを放してしまいます。
こんな時はリアクションバイトで食わせるのが有効になります。
ジグヘッドをダートする形状のものに変えて、ゆっくりしたアクションではなく、
鋭いアクションで誘います。
するとトップレンジの方で
グンっと、
小型のバイトではあるものの、
手元に重みがのるアタリで
引き抜いてみると

20cmあるかないかくらいのカサゴが上がりました。
その後、
同じ要領で探って

ちいさーーいキジハタが上がりました。
この日は岩手に帰らないと行けないため
ナイトロックは2時間ほどで終了しました。
2時間でこの2匹で終了でした。
今回の釣行をやってみて
改めて真夏のロックフィッシングの渋さを痛感しました。
アイナメは正直今の時期陸からねらうのはかなり困難ですが、
ナイトロックはネチネチ攻めればなんとか釣り上げれるような状況でした。
これから10月くらいまでは
渋い時期が続くと思いますがロックフィッシング好きな皆さんもナイトロックや
キジハタを狙えばなんとか釣れる時期でもあります。
この時期はポイント選定・タイミング・ルアーアクションなどを駆使しないと中々1本釣り上げるのに
苦労する時期ではありますが、
自分の実力をあげる修行という意味で、
あえて真夏のロックフィシングに望んでみるのもいいかもしれないですね。
ロックフィシングに限らず、今の時期は熱中症や日射病など
アウトドアをすると体長を崩しやすい時期でもありますので、真夏の釣行はには十分水分補給や熱中症対策をしながら望んで下さいね。
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