こんばんわ!
千葉です。
花粉の時期も徐々に落ち着いてきたので、
ロックフィッシングに行ってきました!
今回のフィールドは地元でお馴染み
岩手県陸前高田エリアに行ってまいりました!

今の時期は春シーズンということで
シャローエリアにいる魚の数の絶対数は少なく
エリアを外すとボウズで殉職というのも当たり前におきる時期でもあります。
そのためこのような魚の数が少ないシーズンはポイント選びが釣果に大きな影響を与えます。
今の時期のエリア選びで千葉が注目するポイントは
①海藻

どの時期にかぎらず海藻の存在は重要になってきます。
海藻はロックフィッシュの隠れ家になるだけでなく、エサになる小魚や甲殻類も生息しているので、
今の時期シャローエリアに数少ないベイトがたまる海藻エリアは重要なポイントになります。
②ストラクチャー+ベイト

海藻だけでは不十分でこれにストラクチャーがあるとさらにグットです。
そこにベイトもいれば理想的です。
水温が低い時期や水温変化が大きい時期はシャローエリアに居着いている個体はストラクチャーの中にすぐ避難できるように
ストラクチャー周りについています。
なのでストラクチャーの存在も重要になります。
以上の点を踏まえた上で海藻が生えており、
ストラクチャーが絡む漁港にエントリー

陸前高田エリアは海藻が生えているエリアと生えていないエリアが極端で、
理想のポイントを見つけるのが中々難しいエリアであるのですが、
逆に理想的なエリアを見つけてしまえば、そこに魚が溜まっている可能性が高いというエリアになります。
今回は宮城の大学生と新社会人メンバーと一緒に釣りをしました!
朝5:00に陸前高田に集合し釣りスタート!

この日は前日の天気予報では最高気温が27℃と書いてあったにも関わらず、
朝はなんと1℃。。。。
そして風もメチャクチャ強く体感では風速6m/s~8m/sくらいという真冬のようなシチュエーション。
みんな服装のチョイスをミスりすぐさま真冬に着る防寒着を着用!

今の時期もネチネチ戦法で探っていきます。
ネチネチ戦法とは魚が付いていそうな場所をある程度予想し、
その周りをネチネチ探る釣り方です。

上の写真で言うと
赤丸をしているところにワームをキャストし、ボトムをとりネチネチボトムバンピングをしてアピールさせます。
今回このネチネチ戦法をしたリグは

ライトテキサスリグでやりました。
シンカーはタングステンシンカーの3/4oz
リーダーは12lbのフロロカーボン
ラインは0.8号のスーパーファイヤーライン
ワームは

最近新しく発売されたNEW!ガルプのパルスワームとSWホッグを使いました。
今回のエリアは海藻もっさもっさエリアの事と海藻の中を攻めるので
重くてかつシルエットが小さいもので海藻の中を通すので比重の高いタングステンシンカーを選択しました。
またシンカーをさらに重くすれば重さで海藻を突き抜いて海藻の奥まで送ることができるのですが、
今の時期のアイナメは活性が渋い事が多いため、フォールスピードが速かったり、ボトムに着底したときのシンカーの音などに
あまり良い反応を示さないことが多く(逆にリアクションバイトをすることもありますが)
自分がボトムを
とれる範囲で一番軽いウエイトを選ぶのが渋い時期のポイントになります。
前置きがながくなりましたが実釣です。


ホンダワラや昆布があるエリアをメインにネチネチ攻め
数時間ほどノーバイト。
やっている感じでは渋くてアタリが無いのではなく
魚がいないような感じ。。。
ベイトが沖側にいるようで、それを追っかけて
ストラクチャーから離れているような感じでした。
沖にロングスピンで狙うとアタリがあるものの小さいヒットしかなく
いまいちパターンがつかめず
ポイントを変えて
また似たようなエリアに再エントリー
陽が昇につれ気温も上がってきて釣りがしやすい環境になってきました。
海藻帯周りをネチネチ探っていたオノデラさんに待望のヒット!
ヒットがでたのがフォール中らしく
ラインの走り方でヒットを判断しフッキング!
上がってきたのは

スマフォよりサイズの小さいアイナメ。。。(笑)
しかしこれを機に要領を掴んだオノデラさんは
海藻帯周りを丁寧に攻め

日中ドンコを釣り上げました。
私の専門分野のドンコを先に釣られ焦りを隠しきれない千葉でしたが。。。
私も海藻周りやケーソンの隙間をネチネチ探り
フォール中にラインが急に左にスーッと走ったため
「アイナメ来た!」と思い
ラインを張りフッキングし、一気にランディングしたところ

出ました!
千葉の専門フィッシュ?のドンコを釣り上げました!
オノデラさん同様にフォールの途中でヒットが出たため「活性高いのかな?」
という感じでした。
この流れからだんだん魚の活性が上がってきているような感じと
海藻周りのパターンが分かってきたところで
ポイントの中でも良さそうなエリアを重点的にせめたところ
オノデラさんに再度ヒット!
今回は少し竿の曲がり方も良く
上がってきたのは

綺麗な体色の43cmのアイナメが釣れました!
話を聞くとアタリ方も明確に出たそうで、
目の前を通せば口を使ってくれそうな感じだとわかりました。
私は堤防の先端の潮の効いたエリアでケーソンと海藻があるエリアの際を丁寧に探っていると
グッ
と抑え込むようなバイトが発生!
すかさずフッキングしたところ一気にラインが走りました!
重量感から45cmくらいのアイナメかな?と期待しながらやりとり
ナイスプロポーションのアイナメがあがってきたのでネットでランディングしてもらったところ

思ったほど大きくなかった41cmのアイナメでした。

しかし45cmくらいと勘違いするくらいお腹がパンパンな個体で重量はかなりありました!
リリースしたので何をこんなに沢山食べているのかわかりませんでしたが触った感じ
甲殻類っぽい感じでした。
オノデラさんが釣った40アップもそうでしたが、
エサが豊富なのか食いつき方やパワーファイトはかなり強い感じでした。
この40アップ2連チャンの後
潮止まりにあたりしばらくアタリが無くなり。。。
風も強くなってきたのでポイントを大きく大船渡まで移動
しかし大船渡のエリアもどこも爆風エリアで中々魚が釣れず
(40アップのアイナメのチェイスやバラシはありましたが。。)
最終手段で一気に気仙沼まで移動しました。
気仙沼エリアも高田同様にストラクチャー絡みの漁港にエントリーし
ネチネチ戦法を駆使します。
サイズは小さいものの

アイナメをコンスタントに釣って
私とオノデラさんであわせて二桁安打を出したので
本日の釣行を終了しようと思ったのですが
ここ最近の釣行絶不調だというニョキさんが本日まだNF(ノーフィッシュ)という事で
(アタリは数回あったのですがフックアップまで到達できない状態)

涙のロスタイム(15分ほど)に突入
そして無情にも時間だけが過ぎていき
この1投で最後ね!というプレッシャーの中
ラストのネチネチ探り。。。
ノーバイトのままついにワームが自分の足元まで
戻ってきたタイミングで
まさかの。。。。
きたーー!!!
マジかよ!?
オノデラさんと一緒にかけよると
本当に竿が曲がっている。。。(笑)
上がってきたのは。。。

ナイスブラックアイナメ!
じゃなくて
クロソイを釣り上げていました!(笑)
「クロソイかい!!」
という我々の突込みを華麗にかわし
ボウズからのプレッシャーから解放されたニョキさんでした!
お疲れ様でした!
本日は雪代が入り海水が濁っていたり、
風速が強く色々と苦戦を強いられた状況下でありましたが
40アップはじめ2桁釣果も出たので
今回の釣果は良かった方なのかな。。と自分に甘い判断をさせていただきました。
今年は特に日本海側がそうですが、春先アイナメの釣果情報が沢山入ってきており(もちろん太平洋側も)
ロックゲームが熱くなってきています。
今の時期もポイント選定を間違わなければ大型のアイナメや数釣りも可能なので是非この暖かくなってきた時期に
トライしてみてはどうでしょうか?
そして最後に
今回アイナメを釣ることができなかった
ニョキさんは小さいアイナメでも触ることができる幸福感に浸っており
(オノデラさんが釣り上げたアイナメをお借りして)
この幸せそうな笑顔

ロックフィッシングをはじめ15年くらい経ち
経験を積むにつれ大きいアイナメを釣れるようになっていき
30cm以下のアイナメを釣っても何も感じないようになってきてしまった自分が
このニョキさんのサイズに関わらず魚が釣れる(触れる)(今回ニョキさんは釣ってませんが(笑))
ありがたみの大切さを思い出させてくれるワンシーンとなりました。
この笑顔素敵ですよね。
今回の私も40アップのアイナメを釣り上げた時の顔

よりも

ドンコを釣った時の顔の方があきらかに嬉しそうな顔をしておりますが、
今後は魚・サイズを差別せず、どんな魚を釣っても、このドンコを釣った時のような笑顔を出していこうと思いました。
そんな初心忘れるべからず釣行となりました!
とうことで
来週はいよいよ秋田でロックフィッシュ交流会を開催します!
秋田ではドンコは釣れませんが!
ロックフィッシュを釣ってニョキさんのように笑顔をだせるような交流会にしようと思っておりますので
興味のある方は是非ご参加してみてくださいね!

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