2019年11月4日に金華山に行ってきました!
10月は台風などの影響があり、本土では土砂崩れ・冠水などの被害もあり、一部釣りができないエリアなども見受けられました。
そこで金華山は台風の影響を受けているのか、また現状で金華山のロックのシーズンはどんな感じなのか調査してきました。
今回はハンター塩津さんをはじめ、金華山に精通しているメンバー10人で行ってきました!
今回は寄磯漁港から出船している「海上タクシーなべちゃん」で金華山に向かいました。

出港して20分ほどで金華山の近くまで来ました。
出港前に塩津さんから「(金華山の)堤防折れたそうだよ」と話を聞いていたので、堤防がどんな感じになっているのか船の上から眺めてみると・・

金華山の堤防で釣りをやったことがある人でしたら、変化に気づくかもしれませんが、
画面中央から左にかけてテトラポットがむき出し状態になっておりました・・・
実際に金華山に上陸して堤防を見てみると




画像提供:松崎さん
どういう波のアタリ方したらこうなるの??という奇怪な堤防の崩壊をしておりました。
幸い、堤防までの道のりが完全に封鎖はされていなかったので、堤防にエントリーすることはできますが、堤防の破片が転がっているので注意が必要です。
そして磯の方も倒木や土砂崩れ等が所々ありましたが、完全に通れなくなった通路は見たり聞いた範囲ではなさそうですが、前よりも歩きにくくなっているので、今後金華山の磯にエントリーしようと思っている人はより安全面に注意しながらエントリーする事をおススメします。
という事で、台風の影響はモロに受けていましたが、完全に封鎖された通路は無さそうに感じました。
(※全エリアを周ったわけではないので場所によってはエントリーできない所もあるかもしれません)
そして気になる釣果状況ですが・・
結果からいうとかなり渋い感じでした・・
今回のエリア選定は
・山越え・奥地(千畳敷やチップなど)エリアに5名
・シャローエリア(シロサキ・マッタサキなど)に4名
・堤防に1名
にわかれて色々なシチュエーションでの状況をみんなで手分けして調べた感じになりました。
私はシャローエリアにエントリーしましたのでそちらの状況をお伝えします。
1:シャローエリアの状況

まず当日の状況は天気・波は良いものの北西の冷たい風が爆風で吹いている状態、そして今の時期もっとも厄介な要素の
「アワビ?漁」も行われていました。
金華山周りの漁は潜水士が海に潜ってアワビを回収したりするので、モロに海の中が荒らされてしまうので、潜水エリアは基本的に釣れなくなります。
話によると前日も漁が入って魚が沈黙したという情報がありました。(釣りをする際は漁師さんの邪魔にならないように釣りをしましょう)
幸い漁が始まる前に釣りをした時にシロサキで40アップのアイナメを2本。
30cm~40cm前後のアイナメが3人で10本という感じでしたが例年に比べ魚からのバイトが少ない感じでした・・
釣れたアイナメも基本的に居着きの個体で下の写真のように

黒いアイナメがメインでした。
そして釣れるエリアも潮が直撃する岩周りや沖に点在するサラシの中でのアタリがメインでした。
バイトの出方はひったくる様な出方やリフト中にヒットなど、かなり元気なアタリが多かったのでヒットがでると楽しいファイトができました。
他のシャローエリアでやっているメンバーに話を聞いた所、こちらと同じで基本単発のアタリがメインでサイズも30~40がメインとのこと。
ベッコウゾイも30cm~35cmサイズという事だそうです。
なので、現時時点では金華山のシャローエリアにはまだ接岸してきていなく、1ステップ前のコンタクトポイントや潮の直撃するようなエリアに魚が着いている状況でした。
2:堤防

堤防エリアは「北西」の風をモロに受けてしまうエリアなので苦戦を強いられていると磯場から思っていました。
今回堤防は松崎さんが実釣しているので、ちょいちょい携帯電話で状況を聞くと
「風が強いです。汗」
「魚は釣れましたがサイズがでない」
という渋い状況でした。
午後に私も堤防を見に行きましたがウミタナゴなどのベイトはそれなりに居ましたが、大型個体がつきそうなテトラ周りの海藻は台風の影響かほぼほぼ皆無な状況でした。
釣れていた魚はメバルをはじめベッコウゾイ・ムラソイとソイ・メバルが中心に釣れてアイナメはアタリが無かったそうです。




そして松崎さんの話では朝一に漁師が漁をした事により魚のバイトが無くなってきたそうです。
堤防の先端エリアにブイが浮いていたので、先端エリアは厳しかったそうです。
という事で堤防エリアもアイナメはまだ接岸していないような感じでした。
3:山越え・奥地エリア

シャローエリア・堤防エリアは渋い状況で、今回釣れているキーワードが「水の巡回が良いエリア」という感じだったので釣果が期待できるエリアは金華山の外洋側エリアに行ったメンバー達でした。
帰りの時間が近づいてきて山越えメンバーが帰ってきたので釣果を聞いてみると、
良いエリアに入った人はナイスサイズの魚を釣ったそうです。
今回一番釣果が良かった方で1人の釣果で
ベッコウゾイ50アップをはじめ40cm~45cmのベッコウゾイを5本。
アイナメ3本を釣り上げたそうです。
そして塩津さんもフッキングしてもロッドが全然上まで持ち上げれないくらいのモンスターベッコウゾイをヒットさせたそうですが、惜しくもフックアウトしたそうです。
数は爆釣した訳では無いそうですが、本日の釣果で一番ポテンシャルが高かったのは金華山の外洋側エリアというような感じでした
総括
今回の参加者の釣果から推測するに、今回はまだ海の時化の影響が残っていて魚も深場に逃げ込んでしまった状況だと推測されるそうです。
外洋側エリアで釣れた魚はシャローエリアで釣れた魚とは逆に白い魚が多かったそうなので、回遊してきたばかりの魚が釣れたそうです。
なので外洋側エリアはそろそろ魚がシャローエリアに上がってきそうな感じでした。
しかしエリアによっては50オーバーの魚はシャローエリアなどに接岸して居着いてる個体もいるようなので、今回のように魚がまとまったポイントにエントリーすることができれば、金華山ポテンシャルを堪能することができるという事もわかり今後がより一層期待を持つことができました。
最後にどのエリアでもフグの生存は確認できたそうなので、ガルプ使う人はお気をつけ下さい。
あと2週間もすれば魚も完全にシャローエリアに接岸してきて金華山も盛り上がってくると思います。
イベント募集

ちょうど魚がシャローに接岸しきった時期(11月末)くらいに金華山でイベントを開催します!
12月8日(日)に金華山で交流会を開催します!
現在ガイドコースは残り2枠。
フリーコースはまだ募集枠が空いている状況です!(11月5日現在)
シャローエリアからアイナメを釣るのに適した時期に交流会を開催しますので、中々ロックフィッシュが釣れない人や金華山で釣りをやってみたい方は是非参加してみてはいあkがでしょうか??
大会とは違うので釣りをしながら、のんびり釣りをすることもできますので!
是非興味のある方は参加お待ちしております!
金華山交流会申し込み・詳細情報はこちらから
動画情報
Youtubeの方に初心者や中級者に向けて釣果アップする為のヒントになるような事を解説しています。
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