はじめに
今回はPRO’SONEファミリーの武田さんと牡鹿半島エリアの藻場ベッコウゾイを狙いにいきました。
本来あまりボートロックをやらない私が何故、ボートロックをやったのか?
今回はPRO’SONEから出ている最新機種
「ロックトランジット/コールアップトレーサー70」を紹介してくれるという事で藻場のエリアのロックに行ってきました!

コールアップトレーサーとはどんなロッド??

今回紹介してくださった「コールアップトレーサー」のアビリティを以下に記載します。

7ftのロッドでテーパーがレギュラーファースト。
扱えるルアーウエイトはおおよそ5g~40gくらい
ロックトランジットで出ているロッドでは短い部類に入るのですが、こちらのロッドは「船釣り用」で考案されたロッドになるそうです。
キーワードは「スイミング」・「船釣り」・「ハタ類」に特化したロッドだそうですが、東北エリアでも有効に使えるシチュエーションがあります。
それが「藻場エリアの大型ロックフィッシュゲーム」になります。
ロッドを曲げるとわかるのですが、スピニングタックルなのにバットパワーが強く

藻の中に潜んでいる大型のベッコウゾイやメバル・アイナメなども引きずり出すパワーを備えています。
またロッドも7ftと短いのでアンダーハンドキャストやフリッピングもやりやすく、手返しの良い釣りができます。
今回はコールアップトレーサーが活きる釣り「藻場×スイミング(ジグヘッド)」の釣りをしてきました。
またコールアップトレーサー以外のロックトランジットシリーズのロッドも使って実釣してきました。
今回使用されたロックトランジット
今回はPRO’SONEの武田さん、オーシャンルーラの松崎さん、そして私千葉の3人で釣りに行きました。
今回のエリアは宮城県牡鹿半島のシャローエリア。
釣行時間が仕事の関係で14時半~17時までの2時間半の短時間の為、移動時間に時間をかけれないという事で今回は近場のシャローの藻場を打ちました。

このエリアは水深2,3mくらいの岸際にホンダワラが生えており、その少し沖側からブレイクで水深が落ちていくようなエリアとなっています。

エリアをトレースすると確かにフックにホンダワラがくっついて上がってきている事から、このエリアは藻が多いことが伺えました。
武田さんはコールアップトレーサーがスイミングに適したロッドという事で、ジグヘッドを使用していました。
「藻場でジグヘッドなんて使ったら海藻がひっかかりまくるじゃん!」という突込みが飛んできそうですが、そこは百戦錬磨の武田さんが自作で考案したちょっと一工夫を加えて藻にひっかかりにくいジグヘッドにカスタムしたものを使用してカバーしていました。
その武田さんオリジナルのジグヘッドは動画の方で披露しておりますので、気になる方は是非見て見てください。
コールアップトレーサーはバットパワーも強く、しかもガイドの口径が大きいので太ラインを使っても抵抗が少なくストレス無くキャストすることができるので、短い竿で太いラインを使っても飛距離を出す事ができるので、周りの人と差をつける事ができます。

一か所目のポイントはバイトはでるものの中々渋いような感じで追い食いも無く、1回通すとバイトがでなくなったりする「激渋状態」だったので、すぐに見切りをつけてポイントを移動しました。
ロックトランジット96を船釣りで使う
2か所目のポイントに移動し、私も釣りをすることにしました!
私は撮影がメインという事もありロッドは1本しか乗船しておらず、しかももってきたロッドが
ロックトランジットロングスピンキャスター96

船釣りではとにかく周りの邪魔になるくらいの長さ!(笑)
そしてアンダーキャストやフリッピングもできないので今回の釣行には不向きなロッドと感じましたが、逆にこれだけのロッドの長さがある事で、周りの人よりはるかに遠投ができる事、リフト幅を周りの人より大きくできフォール時間も長くとれる事で広範囲にアピールできるというメリットもあります。
という事で2か所目のポイントでは、
私がロングスピンキャスター96
松崎さんがコールアップトレーサー70
武田さんがベイトタックルモデルのヘビーライト702H
を使用して藻場を攻めていきました。

私も言われた通り、藻を見つけたらワームをその中に突っ込んでシェイクします。
ロングスピンキャスター96もハードクラスのロッドでバットパワーもあるので、海藻や根の障害物を綺麗にトレースできました。
藻の中を通過し終わったので高ーくリフトさせた瞬間・・
ゴンッ!
とまさかのリフト中に元気な吸引バイト!

渋いと思ってたのとは裏腹に元気なバイト&パワーファイトをしてきましたが、ヒットした場所が海藻の外側という事とロックトランジト96のバットパワーとロングレングスで起伏のある根もかわす事ができ96ならではのメリットを活かす事ができベッコウゾイをキャッチ!

40アップのアフターのベッコウゾイをキャッチできました。

トランジット96が良い仕事してくれました。
余韻に浸る間もなく、私の後ろで松崎さんのコールアップトレーサーが曲がっておりました。

上がってきた魚は

アイナメさんでした!
藻場にはベッコウの他にアイナメも付いていたようです。
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そして時間が経ち、周りが暗くなってきて終わりを告げる直前に・・
武田さんの竿に大物がヒット!

スキップツーが大きく弧を描いています。
そしてまさかの根に潜られるという事件が発生しました。汗
ここで船に乗っている人で協力プレーを色々して(動画参照)
なんとか40オーバーのベッコウゾイを引きずりだす事ができました!

今回の釣行は動画に収録されていますので、是非こちらで釣行の内容をご覧ください!
武田さんの面白いトークや自作ジグヘッドも収録されていますし、動画の後半には武田さんがボートロックで使えるロックトランジットシリーズを紹介してくださっています!
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