まずはじめに2020年12月30日の金華山交流会の延期のご連絡です。
詳細はこちらに記載されておりますので、申し込み者でまだ確認されていない方は一読お願いいたします。
【北海道】ロックフィッシングライター実釣記録【道南エリア】
北海道のフィッシングライター杉林りょうです。
今年の6月からロックフィッシュ大全に記事を載せて頂いています。
過去の杉林りょうさんの記事一覧
これからロックフィッシングを始める方や、始めたばかりの方に向けて記事を書かせて頂いていますが…
突然現れた輩が、どの程度の釣り技術を持つか疑問を持つ方がいるかもしれません。
今回は実釣記録ということで、私のロックフィッシュゲームでの攻め方や釣果を一部ご紹介します。
北海道道南エリアでの釣りですが、他の地域の方々にも参考になれば幸いです。
〇フィールド選び
11月後半
北西の風8~10メートル、気温は5℃ですが海水温はまだ11℃ほどあり
ました。
これほどの強風となると釣り人もほとんどいませんが、昨今の感染症予防も
考えより人がいないであろうフィールドを選んでいます。
今回選んだ場所は風裏になる漁港、港内は砂地で堤防の足元には四角いケー
ソン地帯があり、アイナメ、ソイ、エゾメバル(ガヤ)、ドンコ、カジカな
どが狙えます。
朝の日の出時間と重なる潮の上げはじめを狙いました。
水は少しだけ濁りがあり、目に見える小魚などベイトフィッシュはいません
この場所は魚のストック量も多いのですがなぜか穴場で、この日も漁港なのに私以外誰もいませんでした。(漁師さんもいない…)
私は朝イチ、巻きの釣りで元気な魚を狙うのが好きなので、ベイトタックルにブレード付きジグヘッド+シャッド系ワームで始めました。
やはり狙うは40cmオーバーの元気なアイナメ!
私たち北海道民は「アブラコ」という地方名で呼び、オスの金色個体はロックフィッシュアングラーの間で「金アブ」の名で親しまれています。
〇実釣開始!
タックルデータ
ロッド: Abu Garcia XROSSFIELD XRFC-702M
リール:DAIWA TATULA SV TW 103XHL
ライン: シーガー フロロマイスター16lb.
リグ : ジャングルジム DXブレーダー #33/イワシ 18g
ルアー: エコギア パワーシャッド UVホログラムイワシ 4inch
陽が差していたので、ブレードとパワーシャッドの波動でアピールする意識でリグを組みました。
私はハイアピールかナチュラルか、極端にリグを組むことが多いです。
まずはキャスト、私のタトゥーラのラインが半分くらいになったので40mくらいでしょうか。
かけあがり付近を、ボトムをなぞるようにスイミングで攻めます。何度かキャストし探りましたが反応はなし。
朝はテンポよく狙いを切り替えていきます。
ちょうど足元に潮がぶつかる流れだった為、際に居る魚を狙うことにしました。
ケーソンが入っている足元の際に沿って平行にキャストしリーリングします。
すると…
「ドンッ」と強いバイトにロッドの先が沈みました!岸壁側に向かって力強い走りを見せてくれます。
ロッドを立ててやり過ごし、水面まで寄せますが強烈に首を振る!そんなファイトをしてくれる魚は…
アイナメ 45cm
やはりアイナメですね!
黒い居付き、良型の重量個体でした!
いきなり今日の目標を達成してしまいましたが、まだ釣りたいので頑張ります。
しかしこの後スイミングでの反応はなく、最初に釣った一匹が黄色っぽい排泄物を出していたことと、魚はやはり手前のケーソン付近に居ると推測し、
食性の釣りに切り替えました。
〇攻めるポイントを変更
リグ: タングステンバレットシンカー 7g
ジャングルジムダンプロッカー #2/0フック
ルアー ノリーズ エスケープチビツイン ジューンバグ
手前のケーソンの穴打ちをすることにしました。
ケーソンの中が崩れた石や貝類、海藻等で荒く、通常ならビーンズシンカーを使用するのですが、根がかり回避ですり抜け性能抜群のタングステンバレ
ットシンカーを使用しました。
ルアーは甲殻類系で、アームパーツが水をしっかり押してアピールしてくれるエスケープチビツインを選択。
フッキング重視で推奨フックよりワンサイズ大きい#2/0。
陽が上がり水の濁りがなくなって、魚の活性は高くないと予測しジューンバグカラーで攻めます。
基本はリフト&フォール、穴の奥に落ちたらボトムで長めのステイ。これをランガンしてケーソンの穴を次々と打っていきます。
魚の反応は良いものの、小型のガヤや30cm前後のアイナメばかりで求める大物には出会えず。
ガヤの入れ食いも楽しいですけどね。
大物には効果的ではないと判断しルアーチェンジ。
〇ルアーチェンジ!
リグ タングステンバレットシンカー 10g
オーナーばり カルティバ B-91 オカッパリフック #1
ルアー エコギア リングマックス クラブ&ゴビィ 3inch
甲殻類系の食性にも、リアクションバイトにも有効なリングマックスのクラブ&ゴビィ3inch。
今度は攻めるより安定性を意識しカラーを選択しました。
フォールスピードを上げて小型のガヤの猛攻をかわす為にシンカーを10gに変更。
再度リフト&フォールでテンポ良くランガン開始!
ボトムに居る大きなガヤは釣れるものの、さっきよりは狙いの場所に届いている。
シンカーが重くなったことでワームが不自然に動くということもなさそうだったので重さは10gで続行。
しばらく探るとリフト時に「ゴン」というバイトと「ゴツン、ゴツン」と魚が頭を振る感触。
何より半端なく重い!
ポンピングさせ上がったのは
ギスカジカ 57cm
バイトの時点でカジカだとわかりました。
狙いのアイナメではありませんでしたが「60いったか⁉」と思うようなド迫力のカジカでした!
〇実釣終了
昼頃になると、数人ですが後続者が来ました。
密にはなりませんが毎回人が増えたら念の為に終了しています。時間にして3時間半ほどでしたが楽しめました。
最後のルアーチェンジは大型のアイナメに対して有効だったのか結果が出せないまま終了時間になってしまいましたが、それもまた宿題ということで次に生かして行こうと思います。(個人的にはちょっと守りにまわりすぎたかな…と)
東北と北海道。フィールドの違いはありますが、KISUKEチャンネル・ロックフィッシュ大全のテクニックが応用できるか、または自分にもできるのか試してみたり、自分で得た知識を状況に応じて工夫しながら釣っています。
私自身はまだ初心者を脱していないレベルですが、私にしか書けない初心者目線記事があると思うので、これからも釣行・取材を繰り返し、皆さんに有益な情報を提供できるように努力致します!
私の記事を読んでくれた皆様、ありがとうございました!
今後もよろしくお願い致します!
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