はじめに
2016年8月24日現在。
お盆も終わり段々と気温が落ちてきて来ましたが、まだまだ水温は高くアイナメは釣れない時期が続きます。
これは9月中旬くらいまでアイナメが釣れない傾向が続きます。
しかし8月~9月まったくアイナメが釣れないのかというと、要点を掴めばなんとか釣る事ができます。
その要点をまとめた記事が以下になりますが
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この記事では夏に釣れるアイナメの「生態・習性」に関する事を書いていますが
今回の記事は夏アイナメの釣り方の「テクニック」をご紹介していきます。
夏のアイナメは悔いが渋い
夏は水温が高い事から基本的にアイナメは涼しい「朝マズメ」や「夕マズメ」以外基本的に活性が低いです。
この時期の活性の低いアイナメは上の写真のように(上の写真の魚はドンコですが)岩の奥の方を向いて岩の奥地に引っ込んでいる事が多いのでとても釣るのが難しいです。
こういう時はアイナメの食に訴える釣り方ではなく、反射でうっかり食わせる、つまりリアクションバイトをさせて釣る必要があります。
リアクションバイトとは魚がお腹がすいてエサを見つけて捕食するのではなく、魚の目の前をサッとワームが通った時に無意識に食いつくバイトの事をいいます。
以上の事より、夏のアイナメはワームやエサをアイナメに見つけてもらうのではなく、我々がアイナメの所にワームやエサをもっていかないといけません。
活性が高いアイナメはエサが離れたところにあってもアイナメから近寄ってきます。
しかし活性が低いアイナメは視界にエサがあってもエサの所にはいきません。
活性が低い時はアイナメの目の前を通過できるように通してリアクションバイトに持ち込みましょう
ベイトについて
夏のアイナメのベイトはフィッシュ系がまずあげられます。
イワシや海タナゴなどの稚魚が主なベイトとなります。
フィッシュ系がベイトの場合はワームのアクションも「ハイリフト&カーブフォール」あるいは「スイミング」が効果的です。
しかし夏は活性が低い事の方が多いです。
また「ここには多分アイナメ居るんだろうけど食ってこないなあ、、」という時に使えるテクニックが「ボトムバンピング」です。
居るポイントで竿を小刻みにシェイクしてワームを「チョンチョンチョン」とやる方法です。
このシェイク具合を色々試してアイナメにリアクションバイトさせましょう。
暗い部分(影)を狙う
朝マズメや夕マズメなどをやる事がどうしてもできない場合は「直射日光の当たらずかつ水深がそこそこある所」を狙うのが有望です。
そのようなポイントをご紹介します。
①テトラポット
テトラポットは夏に狙うメジャーなポイントとなります。
有望なテトラポットは潮が当たりかつ水深がそこそこあるものです。
「潮アタリが良く」、「水深がある」は夏場の場合はどっちもそろってないといけません。
「潮が当たるけど水深が浅い」とアイナメは居る確率が低いです。
その逆も同じで「水深があっても潮通しが悪い」所もアイナメはあまりいません。
潮が当たり水深が無いとアイナメはこの時期なかなかいません。
②ブロックの穴
水中に沈んでいるブロックの穴にも潜んでいます。
これも水深があり潮通しの良い所が良いです。
潮通しが良い所にはベイトが溜まっている事も多いので、それを目安に探すのもいいと思います。
③海藻
海藻も日陰をシャットダウンしてくれるポイントです。
またベイトも溜まっている事から有望ポイントとなります。
海藻も潮のアタリが良く、水深がそこそこあるところが望ましいです。
海藻が抜けているポイントは潮通しが悪い指標にもなりますので、そういうとこは避けましょう。
さいごに
夏にアイナメを釣るには夏に良い条件が沢山重なった所ほどアイナメが居る確率がありますが、沢山いても活性が低ければ釣る事が難しいです。
しかしテクニックを駆使することで夏の活性の低いアイナメを釣る事もできます。
ぜひ困難な夏アイナメを攻略してみてください。
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