今からが旬!美味しい魚「ドンコ」の魅力をたっぷり紹介します

はじめに

段々寒くなってきましたね!

寒くなれば寒くなるほど魚は脂身がのり美味しくなっていくのですが、なかでも冬になると人気が出てくるものはコイツ

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ドンコ釣行動画もどうぞ!

 

ド・ン・コ(DONKO)

 

いやー、、なかなかグロテスクなお魚ですが、見かけによらず美味しすぎる魚なんですよね!

しかも冬になると型の良いドンコ氏も釣れる様になりますので、これからの時期は

 

ドンコが熱くなります!

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ここではドンコの魅力をご紹介いたします!

これを機にドンコ釣りを始めてみましょう!

 

なぜドンコが熱いのか

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釣り仲間にドンコの印象を聞くと

・グロテスク

・深海魚

・気持ち悪い

・ヌルヌルする

 

という言葉がよく飛び出します。

これだけネガティブワードが出てくるのに、専門的に狙う人もいれば、ドンコを釣ってみたいという人が必ずいます。

それにはドンコには魅力的な特徴が沢山あるからなんです。

 

魅力① とにかく美味しい!!

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ドンコの一番の魅力

それは圧倒的な食味の良さになります。

 

ドンコの正式名称はエゾイソアイナメといいますが、

アイナメという名前が入っているにも関わらず、ドンコはチゴタラ科の魚となります。

つまりアイナメの仲間ではなくタラの仲間になります。

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このタラです。

確かにアイナメよりもタラの方が似てそうですよね。

顔やヌメリ感など

 

タラは鍋料理でとても美味しい魚ですよね!

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ですので、ドンコもタラと同じ魚という事でとても美味しく、鍋料理なども絶品というわけです!

 

そしてタラといったら白子。そしてドンコといったら肝(キモ)。

これが絶品となります。

ドンコのキモの美味しさは、もはや魚料理の中の神セブン的な位置づけに君臨します。

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この美味しさがグロテスクでありながらも人気を博している一番の理由となっています。

 

ドンコのお勧め料理を以下に紹介します!もしドンコが釣れたら是非お持ち帰りし、食してみてください

①ドンコ鍋

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ドンコといったら「鍋」!

ドンコもタラと同じ種族になるのでタラ同様のコクと深い味わいがでます。

この料理は岩手では郷土料理となっているくらいお勧めの料理となります。

まずドンコを味わいたいのでしたら、迷わずドンコ鍋にするのをお勧めします!

 

②ドンコ塩焼き

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ドンコの身はタラのように淡白な感じですが、とても深い味わいがします。

身は柔らかいですが身を噛んだときに流れる油にドンコの旨みが詰まっておりとても美味しいです。

こちらの料理はドンコだけあれば料理できるので、手軽にドンコを堪能できてお勧めです!

 

③ドンコと肝のタタキ

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ドンコの身とキモのコラボレーション作品です。

生姜を刻んで肝と一緒に混ぜて料理します。

個人的にはアジのナメロウ並みに美味しい料理です。

 

 

魅力② 釣りやすい

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美味しい以外での魅力は

なんといっても釣りやすいという事があげられます。

 

言い方は悪いですが、ドンコはアイナメやソイに比べ警戒心が弱く、積極的に餌に食いついてきます。

そのためドンコがいるポイントを攻めれればテクニックとかを駆使しなくても簡単に釣る事ができます。

 

ドンコが釣れるポイントは

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日中はずばり「テトラポット」の中です。

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ドンコは夜行性のため日中は日陰や暗いとこに隠れてしまいます。

中でもテトラポットはドンコが沢山潜んでいる良いポイントになります。

夜行性のため視覚よりも嗅覚が発達しているので、

餌で攻めるならイソメよりもサンマの切り身。

ワームなら波動が強いワーム(よく動くワーム)よりもニオイの強いワームが効果的になります。

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テトラポット以外にも光から隠れる事ができるポイントにはドンコが潜んでいる可能性が高いです。

例えば

「岩の隙間や穴の中」

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海に沈んでいる穴の中に隠れています。

穴のポイントは穴の奥が広く、光が差し込まない穴が有望です。

 

またドンコが一番釣りやすいシチュエーションはなんと言っても「夜釣り」になります。

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夜になるとドンコは夜行性のため積極的に活動し動き回ります。

 

そのためわざわざテトラポットの穴の中を攻める必要はなく、堤防の際や足下まで出てくるので

足下にブラクリやワームを落としているだけでドンコが生息しているエリアでは簡単に釣る事ができます。

 

ドンコの釣れるレンジは基本的にボトムになるので、クロソイのように中層や表層にいる事はほとんどありません。

ですので徹底的にボトムを攻める事でドンコを攻めるレンジをキープできます。

ですので、釣り初心者でもドンコは手軽に釣る事ができる「釣り人に優しい魚」というのが人気の理由でもあるかもしれません。

 

魅力③ いつの時期でも釣れる

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ドンコは生息地域によって釣れやすい地域や釣れにくい地域等ありますが、

比較的ドンコの魚影が濃い地域では基本的に1年中釣る事ができます。

寒流系の魚のため夏場は釣れる数は落ちますが、釣れない訳ではありません。

居つき個体も多く年中浅場にいる個体も少なくありません。

そういう個体は年中狙う事ができるので、「シーズンを選ばない」という性質もドンコ釣りの魅力となっていると思います!

東北(太平洋側)や北海道では年中釣る事ができると思います!

しかも今からが好シーズンに突入するので!是非ドンコ釣りにチャレンジしてみて下さい!

 

さいごに

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ドンコはロックフィッシュにおいては外道扱いになっていますが、

ドンコの事をよーく知ると素敵な魅力が沢山見つかります。

今回はドンコの魅力をご紹介いたしましたが、今後も色々な魚の魅力を紹介していきたいと思います!

ドンコの人気記事を以下にご紹介します。

ドンコに興味を持てた人はこちらの記事も是非!

・ドンコの楽しみ方

最新動画情報

■アイナメの捕食シーン

実際にアイナメが水中でどんな感じでエサを探して捕食するのかを水槽内で撮影した動画になります。水槽内ですが、これを見る事でだいぶアイナメの餌の食べ方などをイメージすることができると思います!

■訳あって大物を釣ったのにお蔵動画・・

こちらは過去に撮影したお蔵動画を何個かまとめてアップした動画になります。大型のベッコウゾイが釣れたのにお蔵にした理由なども紹介しております。

■初心者もやりやすいpeラインとリーダーの結び方

電車結びなどは初心者やラインを結ぶ人からすると大変ですよね。汗peラインを使いたいけど結束ができなくてやりたくない・・という人に向けて比較的にシンプルに結ぶことができる方法をご紹介しました!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    岩手県一関市出身。 秋田・岩手をメインに釣りをやっています。ロックフィッシング・シーバスフィッシング・バス釣りをやっています。 釣りの他に釣魚の飼育・アクアリウムも20年ほどやっています。 釣りや魚の飼育方法について主に記事を書いています。