ロックフィッシュ図鑑③:カサゴ・メバルの生態、習性、シーズンやシーズナルパターン

カサゴ

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全長10cm~35cm

北海道から東シナ海まで日本各地の沿岸に生息し、鮮魚店でもよくみかけるポピュラーなロックフィッシュです。関西では「ガシラ」、「アラカブ」等の地方名で呼ばれています。深場で釣れた個体ほど体色が赤くなる傾向があります。見かけによらず食味が良く、ダイレクトなアタリから人気がある魚です。

シーズン

カサゴシーズン

カサゴも他のロックフィッシュ同様水温18℃~22℃くらいが適水温となるのでその水温時になると活性が上がりシャローエリアにも進出してきます。また初冬になると産卵で接岸するので、この時期も大物を狙うことができますが、あまり産卵の個体を釣らないようにしたほうがいいかもしれないですね。

狙い方

「日中カサゴを狙う場合」

ポイント

カサゴは上の図のようにストラクチャーに着きます。テトラ帯や海草の中に日中は身を潜めています。日中カサゴを狙う場合はシェードになっている部分を攻めます。またはテトラポットや穴の中に潜んでいます。基本的には「物陰」がメインになります。

「夜カサゴを狙う場合」

ポイントだ

カサゴをコンスタントに狙うなら夜が有効です。カサゴは夜行性のため、夜になると餌を求めて広範囲を移動します。潮はゆるい方が好みます。またソイと異なり、スイミング以外に上下のアクションにも反応します。基本的に夜になると視覚よりも嗅覚メインで餌を探すようになるので、餌で攻める場合はイソメなどの動きで誘うものより、魚の切り身などのニオイで誘う餌の方が有効的と思われます。ワームにも同じことが言えます。日中はアクションの良いワームで誘い、夜は波動やニオイのでるワームで攻めると効果的です。

なって ワーム

メバル

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全長10cm~40cm

根魚の中でも一種独特の習性をもったターゲットがメバルです。カサゴ目フサカサゴ科の魚です。ここ最近はルアーフィッシングで大変人気が高いターゲットとなっています。中層をサスペンドするその遊泳スタイルは他の根魚と差別化を図ります。北海道から九州まで幅広く分布し主に夜釣りのターゲットとなります。

シーズン

メバルシーズン

低水温には比較的強いのですが、20℃以上から低活性状態になり水温が22℃以上になると、適水温を求めてシャローを離れてディープまで移動します。地域にもよりますが東北の場合は初夏にはいる少し前と初冬にシャローで狙いやすくなります。

狙い方

メバルは下のようなところについています。

メバルポイント

メバルは他のロックフィッシュと違い狭い穴の中やテトラポットの中にじっとしていることが少ないです。潮の流れに乗ってゆらゆらサスペンドしていたり影に群れで潜んでいたりします。夜になると餌を探して広い範囲を泳ぎだします。

 

メバルの釣果を伸ばす方法

メバルに限らず大物や釣果を伸ばしたいときは「竿抜けのポイント」を攻めることになります。

竿抜けのポイントを攻める方法は色々ありますが、飛距離を伸ばす事が手っ取り早い方法になります。メバルの仕掛けで飛距離を伸ばすアイテムがあります。

ジグヘッド

スーパーボールを使用したリグです。飛距離がだいぶ伸びます。

メバル攻め方

スーパーボールを使用したリグのアクションの一例です。

このほかにテキサスリグやジグヘッドのリグで誘うのも効果的です。

終わりに

カサゴとメバルの内容を書かせていただきましたが、あまり役に立てるような記事が書かれていなく記事的には物足りない内容となってしまいました。知人からメバルの釣り方や自分でメバル釣りをもっと経験して、みなさんにお役に立てるような情報を今後追加できるように頑張っていきたいとおもいます。

 

こちらの動画も併せて視聴してみてください!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

岩手県一関市出身。 秋田・岩手をメインに釣りをやっています。ロックフィッシング・シーバスフィッシング・バス釣りをやっています。 釣りの他に釣魚の飼育・アクアリウムも20年ほどやっています。 釣りや魚の飼育方法について主に記事を書いています。