ホッケの生態・特徴

まず釣り方の解説をする前にホッケはどんな魚なのかご紹介したいと思います。
ホッケは釣りをしていない人でも知っている人が多い有名な魚ですよね。
恐らくほとんどの人はホッケと言われると

こちらを想像するのではないでしょうか?
飲み屋でお馴染み、干物の王様と言われているホッケの開き。
そもそもホッケが干物で提供される理由として、
ホッケは鮮度の落ちがとても早く痛みやすいためでした。
しかし釣りたてのホッケは鮮度が良いため、
また近年は冷蔵技術が発達してきたため、北海道やお寿司屋さんなどでは
ホッケの刺身なども見られるようになってきました。

ホッケの刺身はたびたびテレビなどにも取り上げられ、
例えとして
・フグの刺身に味が似ている
・淡白でほんのり甘みがある上品な味
と、
ロックフィッシュらしくとても美味な味わいだそうです。
ホッケは釣れるサイズは20cm~30cmくらいが平均サイズで、
大きいものでは60cmくらいになるため、ほぼアイナメと同じような体格といえます。
しかしアイナメや他のロックフィッシュと大きく異なるのが
ホッケは回遊性が高いという事と群れで回遊しているという事になります。
クロソイなども回遊性が高いと言われていますが、
その比ではなくむしろアジやサバのような青物のような回遊スピードや範囲で動き回ります。
根に定着する居付き個体は基本的には水深100mラインの大陸棚に生息しており、
陸から狙える範囲の水深10mラインなどに居つく個体はほとんどいません。
そんなホッケが浅場に差し込んでくるのが産卵期である12月~3月くらいになります。
この時期になると水深20m以内の浅場の潮通しのよい岩礁地帯に差込こみ、

アイナメ同様に産卵後は孵化するまでオスが餌を食べずに保護をします。
産卵は水温が16℃程度で開始されと言われ(※諸説あります)至適水温は13℃前後、
8℃程度で終了するとされています。
そしてホッケも産卵前や産卵後の餌を荒食いする時期に効率的に釣る事ができます。
以下にホッケを釣る一般的な釣り方をご紹介いたします。
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