はじめに
近年ドンドン人気が出てきている今時期の「タラジギング」

普段は深場にいる鱈ですが、
この時期(例年1月~3月くらい)
水深50m~100mと浅場まで接岸してくるので、
手軽なライトタックルで挑戦できるのが魅力です!
今年は突発的な寒波が頻繁にありタラジギングの釣行が何回も中止になっていました。
そのため
今年はタラジギングシーズン後半の3月の平日しか行くタイミングが設けられなかったため、
急遽、
シーズン後半のタラジギングに行ってきました。
今回はそのタラジギングシーズン後半戦の釣行をご紹介いたします。
※昨年のタラジギング釣行の記事はこちら
※タラジギング初心者ガイド記事
・真冬ロックフィッシュシーズンオフのターゲット!マダラフィッシング入門
タラ生態・基礎知識
釣行の紹介の前に
タラの基礎情報やタックル・仕掛けをご紹介いたします。

タラ目タラ科の魚になります。
背ビレは3つに分かれていて、下アゴに1本のヒゲが生えています。
体色は淡褐色にまだら状の斑紋があります。
マダラの主な生息分布域は鳥取県以北の日本海側、
茨城以北の太平洋側に分布します。
冷水域を好む種族です。
成魚は100m以上の水深に生息していますが、
産卵期の2月前後には100mより浅い沿岸の岩礁帯に接岸してきます。
この浅場に寄った産卵期のタラを狙う冬のシーズンがタラ釣りで有名ですが
夏のタラ釣りも人気で、夏タラは白子が少ないかわりに、身が美味しいと言われています。
タックル紹介

ディープタラジギング(水深200m以上)
水深200m以深でタラジギングを行うタックルは
400~600g程度のメタルジグを使います。(※水深にもよります)

ロッドは重いジグに対応できる大型青物用やマダラ専用タックルを使用します。
リールは手巻きでも出来なくはありませんが巻く量が多いので疲労が凄いので、
電動リールを使うのが一般的です。
ラインは根掛かり時の高切れを防ぐためにもPE4~5号にリーダー80~100Lbと太めにして、
リーダーも2m以上長めに取るのが一般的です。
シャロータラジギング(水深200m以内)
タラが水深100m前後に接岸してくる時期はライトタックルで狙う事ができます。
水深・潮流に合わせてメタルジグの重量は150~250gくらいを使用します。

青物ジギング用のタックルやロックフィッシュロッドで代用も可能で
ラインもPE2~3号、
リーダー20~40Lbくらいが一般的になります。

ルアーアクション

タラは根周りの底付近を遊泳している事が多く(ベイトが居れば砂地にもいます)、
こまめにボトムを取るのがセオリーです。
ただし、根掛かりを防ぐためにも底ベタは禁物で、底付近でスライド、リフト&フォールなどでアピールして食わせます。
ボトムに着いたらシャクって糸フケを取り、深場までアクションが伝わるように大きめでキレのあるシャクリとフォール、止めを組み合わせて誘うようにします。
喜福丸(キフクマル)
今回の釣行は岩手県大船渡の吉浜湾から出港しました。

今回お世話になった船は吉浜湾から出港している
「喜福丸(キフクマル)」さん
喜福丸さんの出港・予約確認/釣果情報ページはこちら
↓

喜福丸さんは1名からの予約も可能です。(※出港は最低2名からなど対象魚によって異なりますが)
また、
今年から船釣りで桜マーク入りのライフジャケットの着用が義務付けになり、
そのライフジャケットの貸し出しもしているのでライフジャケットを持っていなくても
予約時にその有無を伝えれば貸してもらえます。
予約の流れは
①ブログページの「出港予定ページ」からスケジュールを確認します。


上の表から
例えば4月9日、10日、11日、12日の「空」と書いてある日は
スケジュールが空いているので好きな(※時期により釣り魚種が変わるのでそこは確認してください)釣り魚種が予約できます。
そして4月13日(金)の「マスジギング空席6名」という表記はこの日はマスジギングで出港予定の日でマスジギングの予約があと6名募集しているという事を表しています。
②予約日が決まったら、電話で予約になります。
電話番号はブログ上にも記載されていますが
090-2434-5070(喜福丸さん)
電話で予約者の名と釣り魚種の指定と参加人数を伝えればOKです。
出港場所は日にちや釣魚種によって出港場所が異なるそうですが、吉浜湾近辺の漁港から出港になります。
(出港場所は前日に電話で確認する形になります)
ちなみに今回私が出港した漁港は吉浜湾にある「根白漁港」というところでした。

2018年3月シーズン後半タラジギング釣行
さて、いよいよ釣行です。
am5:50分
吉浜湾から喜福丸さんが出港しました。

タラジギングは朝マズメに食いが集中する事が多く、
朝1勝負という感じの釣りとなります。

ポイントに到着すると大量のカモメが飛んでいます。
どうやらイワシが回遊しているようで沢山漁船にたかってました。

これを見て
今日はいけそう!
と乗船者みんなテンション上げ上げ状態でした。
今回私のタラジギングをしたタックルデータを下にご紹介します。

[タックルデータ]
[ロッド]
SEAVE LIGHT JIGINGER 601M
[リール]
SHIMANO SPHEROS SW6000HG
[ライン]
SEAGUAL PEX8 Grandmax PEx8BRAID 3号(48lb)
[リーダー]
サンライン SYSTEM SHOCK LEADER(NYLON) 50lb
リグデータ
[ジグ]
Major Craft Jigpara Vertical 180g~250g
[フック]
タコベイト20号
[ワーム]
エコギア 熟成アクア・リングマックス (保険アイテム)
リグを投入し、1時間千葉グループには一切アタリが無く。。。。
一方後ろの同乗者さんはヒットを連発しているという危険過ぎる状態が続きましたが
船長さんからのお助けアドバイスのおかげで。。。


80cm前後のマダラを筆頭に
その後は
怒涛のタララッシュ
沈めて3,4回しゃくると



ドンっ
っと重いアタリがでました。
基本的に1人がヒットがでれば全員ヒットがでるようなお祭り状態でした。



約2,3時間で一人平均10~15匹ほどマダラを釣り上げました。
やはりイワシがかなり接岸してきていたらしく
釣れたマダラの口からは

イワシが溢れておりました。。。
陽が昇り始めてきて徐々にマダラが渋くなってきたので、
ここからマスジギングに変更!
マスは水深をさらに浅いエリアに移動し
海底から20m~30mくらいあげた層でヒットがでました。
マスジギングに切り替えて開始数分で
フジネさんがヒット!


画像引用:喜福丸
その後も船員全員にマスがヒットし

フジネさんはコンスタントに2匹目もヒットし

そしてマスジギング初挑戦のタカヤマくんは
なんと板マスを釣り上げていました


そんなこんなで
今回のタラジギングとマスジギングはそれなりに釣れて
とても良い釣行でした。
今回先導してくださった喜福丸さんのわかりやすいアドバイスや指導で
みなさん爆釣でした!
・・・・
しかし私は
開始3時間で

ヘブンへ逝ってしまったので
マスジギングはやりませんでした(やれませんでした)
次回は強力な酔い止め薬を飲んでリベンジしようと思いました。
さて、
シーズン後半ですが
まだまだ釣れるタラジギング!
ほとんどの魚がシーズンオフな今時期にこれだけ釣れて
釣れるサイズの平均も50オーバーが多いマダラジギング!
是非興味をもった人はトライしてみてください!
最後に今回のタラジギング釣行の動画をアップします!
興味のある方はこちらも参考にしてみてください!
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