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年々ロックフィッシュが釣れなくなる理由:ロックフィッシュの場荒れ考察

 2016/12/01 ロックフィッシュ図鑑&知識
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年々ロックフィッシングの普及が進み、ロックフィッシングは全国的にも浸透してきました。

ロックフィッシングの普及を目的としている当サイト「ロックフィッシュ大全」としても、とても嬉しい事になるのですが、

それに伴い実はロックフィッシング業界での課題も出てきております。

 

それが「ロックフィッシュの場荒れ」です!

 

年々ロックフィシングをしていて、

 

昨年よりロックフィッシュが釣れなくなったなあ。。。

 

 

と思った事は無いでしょうか?

 

特に堤防などで「去年よりもロックフィッシュが釣れなくなったなあ。。」と

 

上で話したように、年々ロックフィッシングの人口が増えたこともあり、ロックフィッシュの警戒心が強くなった事も上げられるのですが、

それよりも大きい要素は、

「ロックフィッシュの数が減ってきている」という事がいえます。

 

ロックフィッシュは回遊魚などに比べ成長が遅い事で有名です。

そしてロックフィッシュは回遊性が他の魚より弱いため、堤防や磯に住み着いている個体も多く居ます。

 

そのため一度その釣り場から大量にロックフィッシュが釣られ持ち帰られてしまうと、その釣り場から一気に魚影が減ります。

そして回遊性が低いロックフィッシュがまたあらたにその釣り場に回遊してくるのに半年から1年くらいかかるとも言われています。

 

ロックフィッシュはロックフィッシングをしている人以外にもちょい投げ釣り・フカセ釣り・サビキ釣りなどでも釣れるため、釣られる可能性が高い魚種になります。

そのため例年ロックフィッシュも産卵をしていても、生存する魚よりも釣られていく魚が多くなり例年ドンドン魚影が減ってきています。

 

魚影が減ってきている理由の一つに、今年のスポーニング時期に釣れたアイナメ

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こちらは20cm後半サイズのアイナメです。この魚は抱卵しているスポーニングアイナメです。

時期的には恐らく第2陣のスポーニングアイナメとなるのですが、注目する点は例年に比べ今年は30cm未満のアイナメが抱卵している個体が多い事です。

 

これは何が言えるかというと、

自然界では個体の数が減り絶滅の恐れがあると、種の絶滅を防ぐための防衛本能で未熟な個体も産卵するようになります。

この事から年々ロックフィッシュの数が著しく減少してきている事が言えます。

 

釣れたロックフィッシュを全てキープしたり、釣り上げた魚の針を外すのに苦戦してしまい魚が弱り、リリースした後に実は死んでしまったり、海でロストしたワームを捕食して死んでしまうなど、人知れぬところでドンドンロックフィッシュの数が減っている事が考えられます。

 

昔ブラックバスの駆除の方法で「とにかくバスを沢山釣る」という案がありました。

これは魚は釣られた事で見た目以上に魚にダメージが入り、逃がした後に餌を食べるのがナーバスになり餓死したり、フッキングの衝撃の強さで口の周りの骨格が変形し捕食が上手くできなくなり死んでいく事からきているのですが、

これは十分に説得力のある話で、私も10年近くロックフィッシュを飼育していますが、たまに釣れた魚が絶食状況に陥り、どんどん痩せて弱り死んでしまう個体がいました。

とくに学習能力の高い大型の個体ほどその傾向があります。

 

つまりロックフィッシュに限らず、魚は釣れば釣るほど死んでいきます。

 

こう書いてしまうと「釣りをするな」みたいな結論になってしまいそうですが、そういう事ではなく、釣った魚は丁寧にリリースしてあげたり、食べるのに必要の無い魚などはリリースしてあげるのが良いと思います。

 

ちなみに絶滅の恐れのあるアイナメですが、アイナメは、自分が産卵した卵以外の他のアイナメの卵を食べるという謎の習性があり、絶滅の恐れがあるのに、さらに絶滅する可能性が高くなるような事をします。

何してるんでしょうね。笑

ですのでアイナメなどの稚魚の生存率はとても低くなります。

 

このへんは私達釣り人がどうする事もできないエリアになってしまいますが。笑

 

何が言いたいかというと、アイナメの産卵は意外と厳しい環境で行われている事がいえます。

 

そのため成熟個体に1匹でも多く産卵してもらい、稚魚の分母の数を増やしてもらえれば生き残る数も増えるので、成熟してくる25cm以上の個体は大切に扱うといいですね!

 

釣りのプロの人は釣った後の魚を死なせない技術も高いです。(釣りの大会では死んだ魚は対象外にされたり、減点になる場合があるため)

 

そのため釣るまでのスキルを伸ばすのも大事ですが、釣った後の魚のケアスキルも上げる必要が釣り人に求められてきますね。

 

私も偉そうな事を色々書いてしまいましたが、無理に全部やれという事ではなく、我々個人でできる事から取り組んでいけばOKだと思います!

 

そうやって釣り人一人一人が取り組んでいけば、今後もロックフィッシングをいつまでも楽しむ事ができると思います。

 

 

私も飼育目的で小さいロックフィッシュを持ち帰ったりしていますが、、必要最小限に抑えるようにします。笑

 

 

 

 

 

 

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KI☆SU☆KE

KI☆SU☆KE

岩手県一関市出身。

秋田・岩手をメインに釣りをやっています。ロックフィッシング・シーバスフィッシング・バス釣りをやっています。
釣りの他に釣魚の飼育・アクアリウムも20年ほどやっています。
釣りや魚の飼育方法について主に記事を書いています。

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