岩手県の広田半島の対岸に位置する唐桑半島。
ここは宮城県に位置し、岩手県からもエントリーしやすい半島となっています。
このエリアも岩手県同様にリアス式海岸となっており、ロックフィッシュの魚影が濃いエリアとなっています。
またロックフィッシングの取材や震災前などはロックフィッシュの大会などでもフォーカスされた半島でもあります。
そのためこのエリアも「ロックフィッシュの優良半島」ともいえます
そこで、
ここでは唐桑半島エリアの漁港を半島付け根部分と半島先端部分にわけてポイントをご紹介しようと思います。
唐桑半島付け根エリア
こちらの記事では唐桑半島の付け根部分(上図の赤丸①の範囲)の漁港をご紹介します。
付け根に位置する漁港は比較的潮の影響をダイレクトに受けることが少ないエリアのため、
波の影響を受けにくいエリアが多いため、波が強いときなどに重宝するエリアになると思います。
ポイント一覧
今回紹介する漁港は、、
大沢漁港
小田浜漁港
只越漁港
金取漁港
馬場漁港
を紹介します。
こちらのエリアは一関市からでも2時間くらいでアクセスすることができます。
私達は陸前高田エリアにエントリーし、不調なときなどにこちらの唐桑半島にエントリーします。
陸前高田からでも1時間以内でアクセスする事ができますので、岩手と宮城県両エリアで釣りをしたい方には良いエリアだと思います。
大沢漁港
本吉市街より少し気仙沼寄りの国道45号線沿いにある漁港です。
岩手県とも隣接しているため、アイナメ・クロソイの魚影も濃い漁港です。
①沖側堤防
大沢漁港で一番ポテンシャルがあるのは外洋側の漁港になります。
しかし、ここは山道を通ってアクセスしないといけないので少し面倒なので、ファミリーフィッシングや手軽に釣りを楽しみたい人にはお勧めできないポイントになります。
ここは沖に行くにつれて水深が深くなっていきます。
また手前側は大小さまざまな岩が点在し、沖目は砂地が広がっているため複合要素が多いエリアとなっています。
2016年は海草が少なく、ややロックフィッシュの魚影は少なかったものの、海草が多い時期はベイトも多いエリアなので、
タイミングに恵まれれば良い釣果に結びつくと思います。
②竹の鼻
写真なし
こちらのポイントは、近くに磯場が隣接しているため、磯の居付き個体や沖からさしてくる魚の通り道となるエリアになるため、タイミングにあたれば数釣りができます。
水深はそこまで深くは無く、地底変化に富んだエリアとなります。
③内湾側堤防
こちらのエリアはロックフィッシュよりもカレイやリュウグウハゼなどの魚影が濃いエリアになります。
底は砂地と岩盤が入り混じっているため、クロソイの良いポイントになります。
ベイトなどが差し込んでくるタイミングでのナイトロックなどに適したポイントといえます。
釣果実績情報
・アイナメ46cm (2015年6月)
・クロソイ39cm(2014年11月)
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小田浜漁港
この漁港は駐車エリアが少し離れているため、アクセスが少し大変です。
居付き個体は決して多い漁港ではありませんが、シーズン時などに入り込んでくるポイントでもあります。
①堤防外側
写真無
ここは隣接している岩礁地帯がポイントになります。
海草・ベイト(モガニやエビ)が寄ってきている場合はロックフィッシュもこのエリアに入り込んでいる事が多いので、
そのような状況に出くわしたらチャンスです。
基本的には岩礁帯周りや足下が狙い目になります。
②堤防内側
写真無
このエリアはボトムの変化が乏しいので、小型個体がメインになりますが、外洋側が荒れたときなどにディープエリアに逃げずに、
内湾側に避難する個体が溜まっていたりするので、そのようなシチュエーション時に狙うと良いと思います。
③堤防横 磯場
写真無
この磯場は基本的には居付き個体がメインになります。
そのため先行者に叩かれた後や場荒れした時等は意外と釣れないエリアになります。
ハイシーズン時(7月・11月)は沖目から個体が差し込んでくるときにステージングエリアとなります。
釣果実績情報
現在のところ無
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只越漁港
①手前側堤防
点在している根がポイントになります。
こちらは波が強い時はロックフィッシュも根の奥に隠れたり、居なくなってしまうので、波が穏やかな時に狙うポイントになります。
②堤防先端
写真無
こちらのポイントは堤防の際が1級ポイント。
場荒れしていない場合は際にロックフィッシュの魚影が濃いエリアになります。
その他に外洋側に遠投で沖に点在している根を攻めるのもいいと思います。
ロングスピン釣法などが有効になるエリアといえます。
③磯場
写真無
こちらは堤防からはエントリーできず、山からエントリーする形になります。
(※後日エントリー方法を追記します)
このエリアも居付き個体とノッコミ個体がメインのポイントとなります。
釣果実績情報
現在のところ無
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金取漁港
水深はあまり無いエリアですが、ところどころ岩と海草がロックフィシュをストックしている漁港です。
実績としては一応通年でロックフィッシュは釣れる漁港です。
タイミング次第もありますが、やはりハイシーズン時(7月・11月近辺)が有望なタイミングだといえます。
①堤防横の磯エリア
こちらのエリアは完全に磯エリアになります。
よってポイントは沖に点在する根となります。
こちら側は海が荒れたときは荒れるエリアになるため、海が穏やかな時等が狙い目になります。
水深は浅いので荒れると底荒れが酷く、濁りが厳しくなります。
そのため日中でもドンコやクロソイなども釣れるエリアです。
②堤防先端
この漁港は先端に行くにつれ水深が増していきます(およそ7mくらい)
水温が高い時や荒れた時等は先端から沖目を狙うのも良いと思います。
またその他に堤防の際などもついている事が多いエリアです。
釣果実績情報
・アイナメ48cm(2010年11月)
・ベッコウゾイ46cm(2009年1月)
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馬場漁港
現在この漁港は工事が入っているため、青丸で囲まれたエリアは侵入ができません。
内湾側はエントリーすることが可能ですが、水深が浅く地形変化が乏しいのでハイシーズン期以外はあまりお勧めできるポイントでは
ありません。
工事風景
釣果実績情報
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最後に
今回は唐桑エリアの内湾側の漁港をご紹介しました。
まだまだ情報が足りない状態ですので今後エントリーし次第、情報を追加していきます。
よろしくお願いします!