秋田県ロックフィッシュ攻略にかんする考察 ~アイナメ編~

こんばんわ!

 

KISUKEです。

 

今回こちらの記事では来シーズンから秋田でロックフィッシングをやってみたい!

という方や秋田でロックフィッシングの釣果を伸ばしたいという方に向けて私なりの考察を書かせていただきました。

 

日本海側のロックフィッシュシーズンは太平洋側のロックフィッシュシーズンよりシーズンインが早いです。

なので、岩手や宮城のロックフィッシュシーズンインまで待てない人や太平洋側のシーズンイン前のウォーミングアップにという感じで、

秋田のロックフィッシュをやるのもいいと思います。

 

今回この記事では

 

秋田アイナメ

 

 

についてパターンや傾向を書いていこうと思います。

 

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秋田のアイナメは太平洋側のアイナメよりも早い時期から釣れます。

その理由の一つに日本海側の海の地形に影響があります。

 

日本海側の海は遠浅な地形が多いです。

 

そのため日本海側のディープエリアというのは、かなり沖までいかないと無いエリアも多いです。

そのため冬に越冬するためにディープエリアに避難する魚が太平洋側に比べ圧倒的に少ないのです。

つまり冬も浅いエリアで過ごす個体が多いのです。

 

環境変化の厳しい浅場で過ごしている個体は環境適応能力が高いです。

そのため冬に浅場で過ごした個体が4月中旬くらいから一気に活動し始めます。

 

一方、太平洋側はディープエリアがすぐシャローに隣接しているところが多いため、わざわざ過酷なシャローエリアで越冬しようという個体が少なく大半がディープエリアに行ってしまいます。

 

ディープエリアは水温変化も小さく、シャローエリアに比べ環境適応が優しいです。

そのためその環境に慣れてしまった個体はシャローに差し掛かるには、体にブランクがあるため、シャローエリアに差し込むのに時間がかかってしまいます。

 

 

ここが日本海側のシーズンインとの差になります。

 

 

ですので、秋田のアイナメは太平洋側よりも早くにシーズンインするため4月後半から徐々にシーズンインし、

5月中旬~7月頭くらいまでがシーズンとなります。

 

 

秋田県でアイナメの有名なポイントと言えば、やはり優良な磯場が揃っている男鹿半島がまっさきにあげられるのですが、

男鹿半島は4月中旬からGW(ゴールデンウィーク)明けくらいまで、クロダイのノッコミの時期となり、

 

男鹿半島はクロダイ釣り師でにぎわいます。

そして悲しい事にクロダイ釣りポイントとアイナメの釣りポイントはかなりかぶります。

 

 

クロダイ釣りはオキアミなどのマキエサをまくので、アイナメたちもそれにつられて根から動き出します。

ですのでクロダイ釣り師がいるエリアでアイナメを狙う場合はクロダイ釣り師のマキエの流れの方向なども気にしながらポイントを探す事をお勧めします。

 

 

また時期的なアイナメのおおまかなポジショニングは、

4月は沖に点在する根の潮が直撃しない裏側などに着いている事が多いです。沖といってもフルキャストすれば届くような100m以内範囲です。

また5月後半になると潮通しの良いエリア、サラシができるようなエリアに陣取っている事が多いです。

6月~7月も同じような場所に陣取っています。

 

7月後半を越すと徐々に水温が高くなり、陽が強く当たるシャロー帯では釣れなくなり、沖の離島周りなどに着くようになります。

 

 

以上が秋田のアイナメの上半期シーズンの動きとなります。

 

これを踏まえて釣行すれば1匹くらいはアイナメが釣れるはずです。。。

 

ここからは2017年に私が秋田アイナメの攻め方プランについて書かせていただきます。

 

 

近年太平洋側だけでなく、日本海側でもロックフィッシングをする人が増えてきました。

そこで秋田でロックフィッシングとなると、やはり皆さん男鹿半島に行きます。

 

ですので、男鹿半島もかなりロックフィッシュの激戦区となってきました。

しかも秋田は太平洋側ほどアイナメの魚影が濃くないので、年々釣果が落ちてきています。

 

 

そこで今年は男鹿半島からポイントを外して、県南エリアを攻めようと考えています。

県南エリアとは具体的に言うと由利本荘エリア~金浦エリアを指します。

 

 

ロックフィッシュは北に行けばいくほど魚影が濃くなるのですが、意外と秋田県の県南エリアも侮れません。

 

昨年このエリアを調査したときに魚影こそ濃いわけではないのですが、スレてないロックフィッシュがかなりいました。

 

「ここにいそうかな。。。と思うコースを通すとすぐに「ゴンッ」というヤル気のあるアタリ」

 

特に日中でもポイントによっては35cmオーバーのクロソイの数釣りができたり、

39cm,37cm,のアイナメを一日で同じエリアで釣れたりなどそこそこ実績もありました。

 

しかもこの時の釣行もシーバスフィッシングがメインの時でのついでにやったロックフィッシングという感じだったので、

しっかりロックフィッシングをすればもっと釣れる可能性を感じたので、

 

今年は県北エリアではなく、あえて県南エリアを狙おうかなあ。。。と現在計画を立てています。

もし男鹿半島を攻めてイマイチな人は秋田県南エリアも視野に入れてみるのもいいと思います。

 

ちなみに5年前くらいに本荘マリーナで40アップのアイナメ、38cmのムラソイを釣った実績がありますが、それ以降は一切良型が釣れなかったので、

本荘マリーナはポイントを当てれば大きいかもしれませんが、外すと全然釣れないような気がします。

 

今年の秋田ロックフィッシュシーズンまであと1ヶ月半くらい!もう少しですね!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

岩手県一関市出身。 秋田・岩手をメインに釣りをやっています。ロックフィッシング・シーバスフィッシング・バス釣りをやっています。 釣りの他に釣魚の飼育・アクアリウムも20年ほどやっています。 釣りや魚の飼育方法について主に記事を書いています。