秋田ロックフィッシングでの最適な釣り方とは?

はじめに

今回この記事は秋田県でロックフィッシュをやっている知り合いの先輩から質問をいただきましたので、その質問について私なりの考えを書かせていただきました。

 

質問内容
「秋田ロックフィッシングでテキサスリグでやるメリット」

これについて私なりの考えをかかせていただきます。

よろしくお願いいたします。

 

ロックフィッシングの基本的なリグ

まずはじめにロックフィッシングで基本的に使われるリグ(仕掛け)の特徴を紹介します。

ジグヘッドリグ

ボトムショット

ジグヘッドリグの特徴はリールを巻くスピードや竿の角度を調整する事で自由なレンジを攻める事ができます。

またリフト&フォールをする事もできます。

さらに、針がむき出しになっているので、フッキング率も高いというメリットがあります。

以上より簡単ですがジグヘッドのメリットをまとめると

[su_note note_color=”#ffffc9″ radius=”10″][ジグヘッドリグのメリット]

  • リールの巻き方やロッドの角度で色んなレンジを攻める事ができる
  • フックがワームから出ているためフッキング率が高い
  • リフト&フォールやボトムバンピングなどオールマイティに攻めれる
[/su_note]

一方そんなジグヘッドにもデメリットがあります。

それはフッキング率の高さの裏返し的特徴な「根がかり率の高さ」もあげられます。

また市販で売られているジグヘッドの重量から加味すると飛距離があまり出すことができないというデメリットがあります。

市販でジグヘッドの飛距離を伸ばすリグもあるのでそういうものを使う事で補う事は可能です。

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飛距離を伸ばすリグ「メバトロボール」

 

[su_note note_color=”#cbc9ff” radius=”10″][ジグヘッドリグのデメリット]

  • フックがむき出しなため根がかりしやすい
  • 飛距離があまり出ない
[/su_note]

 

テキサスリグ

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テキサスリグの最大のメリットは、「ここならきっと魚が付いている!」という海藻が生い茂る所や、険しい岩と岩の隙間などを攻める事です。

その理由として上の写真のようにテキサスリグは針がワームの中に隠れているため他のリグに比べて根がかりが少ないのです。

岩場などの厳しい所を攻める所では一番いいリグだと思われます。

[su_note note_color=”#ffffc9″ radius=”10″][テキサスリグのメリット]

  • 根がかりしにくい
  • シンカー(重り)を重くすれば飛距離が伸びる
[/su_note]

そしてテキサスリグのデメリットは、ジグヘッドのようにレンジをキープしながら攻めるのが難しい事です。

ジグヘッドと異なり、重りと針が分裂しているためそのような現象がおきてしまいます。

またシンカーが動くことでラインを傷つける事があります。なので、フックとラインの繋ぎ目を時折確認する事をお勧めします。

[su_note note_color=”#cbc9ff” radius=”10″][テキサスリグのデメリット]

  • レンジキープが難しい
  • ラインを傷つけやすい
[/su_note]

 

秋田ロックフィッシングではどちらのリグの方が有効か

以上を踏まえまして、遅くなりましたが本題に入ります。

秋田でロックフィッシングをやるなら「テキサスリグ」は、、、

 

私の結論は「秋田でテキサスリグでやらなくても、なんとかなるんじゃないのかな」が結論です。

 

私の中でテキサスリグで攻める時の理由としてはジグヘッドでは根がかりしてしまうようなポイントを攻める時や、ジグヘッドを使用してジグヘッドでは届かない飛距離の場所を攻める時です。

 

私の中で秋田のロックフィッシュは「足下に結構大物が居る」事が多く、しかもそういう個体ほどゆっくりフォールするアクションに反応してきます。

その一例を書いた記事を下に紹介します。良かったら読んで見てください。

・秋田デカイクロソイの釣り方!狙い方!

 

一方、テキサスリグは「シンカー」の重さにもよりますがジグヘッドよりも思い事が多く、フォールスピード(沈むスピード)が早いです。

そのためテキサスリグで足下をフォールで攻めるとフォールスピードが速く大物は違和感を感じ反応があまり良くありません。

一方軽いジグヘッドはフォールスピードが遅く、魚に違和感を与えにくいです。

なのでテキサスリグのフォールでは反応しないがジグヘッドのフォールには反応してくる大物などもかなりみられます。

 

またアイナメも沖に大物がいる事も確かにありますが、秋田の秋田港・男鹿半島の磯場ではそこまで遠い所ではなく、やはり足下周りや、10mくらいキャストした近辺に大物がいることが多いです。

そうすると10mくらいの範囲でしたらジグヘッドで届かせることができます。(届かない場合はメバトロボールなどの飛距離アップする商品を使用するのをお勧めします)

また仮に足下が海藻帯や険しい岩だらけの場合、「オフセット形状のジグヘッド」も販売されていますのでそちらを利用するのもいいと思います。

オフセットジグヘッド

ジグヘッドのオフセット商品↑(オフセット:テキサスリグのようにワームに針を隠せる形状の針の事)

しかし私の中で秋田で唯一「ここのポイントはジグヘッドではなくテキサスリグの方が絶対いい」という所があります。

それはテトラポット釣りです。

ここはジグヘッドより沈降スピードが速く根がかりしにくいテキサスリグの方が良いです。

ジグヘッドではオフセットのジグヘッドを使用しても重量が軽いので波にのまれてしまい、沈ませたい所に沈まず根がかってしまうことが多々あります。

ですので例外として「テトラポット」はテキサスリグの方が良いと思います。

テトラ

 

さいごに

今回は私の秋田ロックフィッシュスタイルが「ジグヘット」という事もあり、ジグヘッドひいきをしてしまいましたが、もちろんテキサスリグも大好きです。岩手では完全にテキサスリグでやらせてもらっています。

なので私の中では公平な見方で発言したつもりでした。

これも私の経験上の発言ですので間違っている可能性もあります。

現にテキサスリグで秋田で40cmオーバーを釣ってる方も拝見しましたので。

自分にあっている釣り方で突き進むのがいいと思います。

今回はこのロックフィッシュ大全を見てくれていた方からの質問に答える記事をやらせていただいたのですが、

もし私たちに質問やご意見があるかたがいらっしゃいましたら、答えれる事はなんでも答えていこうと思っておりますので、何かありましたらお気軽に連絡ください!

 

 

 

 

シェアしてもらえると感激です(*^^*)

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ABOUTこの記事をかいた人

岩手県一関市出身。 秋田・岩手をメインに釣りをやっています。ロックフィッシング・シーバスフィッシング・バス釣りをやっています。 釣りの他に釣魚の飼育・アクアリウムも20年ほどやっています。 釣りや魚の飼育方法について主に記事を書いています。