はじめに
ここ最近、ロックフィッシング界を中心に流行りつつあるビフテキリグ、今更なので聞いたことのある方も多いと思いますが、テキサスリグとジカリグの長所を持ち合わせた高い有用性があるリグです。
このリグは初心者にも使いやすく、値段も高すぎず、準備する道具もそんなに多く無いのでおススメのリグです。
今回はそんなビフテキリグをご紹介しようと思います。
ビフテキリグとはどんなリグ??
ビフテキリグとは、ビーフリーテキサス -BE FREE TEXAS- の略で、ビーンズシンカーと呼ばれる特殊な形状のシンカーを用いた対カバー&ボトム専用の新リグです。
本来はロックフィッシュのキジハタやアイナメなど根魚を狙う為に考案されたリグで、2015年頃からバスフィッシングでも使われ始め、その有用性からロックフィッシング界だけでなくバス界や色々な分野でも使用されるようになりました。
ですので現在では釣り具屋のロックフィッシュコーナーなどでは当たり前のように見かけるリグにまで普及してきました。
ジカリグとテキサスリグの中間にあたるようなリグですが、この2つのリグの長所を併せ持つのがビフテキリグで、高い飛距離を出せる事とフォールの速さやスリ抜けが良いことが特徴に上げられます。
こちらの動画で作り方や使い方を解説しております。
ビフテキリグの作り方
ビフテキリグの作り方はとても簡単でテキサスリグとほほ同じです。
ビーンズシンカーを通しラインとフックを結びワームを付けるだけで完成ですので、お手軽で難しいスキルはいりません。
そこからカスタマイズとして、シンカーストッパーをつけて、根がかり率を下げたり、リングロッカーというフックを使い、ワームのアクションを良くしたり自分の環境や状況に合わせて色々な形で使用することもできます。
ビーンズシンカーの重さは基本的に5g,7g,10gの3つが主になりますが、釣り場の深さやストラクチャーの感じに合った重さを選ぶといいと思います。
ジャングルジムから出ているシンカーは3.5g~56gまで広いウエイトが販売されていますので、自分の環境にあったウエイトシンカーを選ぶことができます。
ビーンズシンカーは重心が下にくるため、テキサス用のバレットシンカーの同じウエイトよりビーンズシンカーの方が沈む速さが少し早くなります。
また、タングステンモデルは高比重&高感度を合わせ持ち、シンカーのサイズがコンパクトで根や岩礁帯からのスリ抜けがよくなるのでお金に余裕がある方や根が荒いエリアを攻めたい人にはタングステンモデルがおススメになります。
ビフテキリグの使い方
使い方はテキサスリグやジカリグと同じく「リフト&フォール」になります。
テキサスリグは、深く沈むほどラインの抵抗やシンカーの傾きによってフォール姿勢が崩れて安定しないことがありますが、ビフテキリグなら重心が下にくるのでまっすぐに底まで沈んでいきコントロールがつけやすくなります。
なので「根」をダイレクトに狙った「点」の釣りをすることも可能になります。
また、ストラクチャーに当たった時の感度やボトムを細かく探るにはビフテキリグが圧倒的にやりやすく、この点はジカリグに似てる感覚があります。
なのでロックフィッシング初心者の「ボトムが上手く感知できない」という点にも大きくフォローを効かせてくれます。
そして重心が下にあることで飛距離もテキサスリグよりも出す事ができます(※動画参照)
ワームもテキサスリグやジカリグと同じく、ホッグ系やクロー系のワームをメインになりますが、シャッド系やカーリーテール系でも問題なく扱えます。
自分の好みのワームを使用することができます。
基本はボトム攻め
根魚と呼ばれるカサゴやハタ、アイナメなどは基本的にボトム(海底)に居ます。しかも、なんにもない底ではなく、テトラなどの消波ブロックや岩の隙間、
根(岩礁)などの障害物の隙間などに潜んでおります。
その事から基本的にボトムバンピングで根をタイトに攻めたり、リフト&フォールで広い範囲を探るのが一般的なアクションになります。
ボトムバンピングとは『底からリグをあまり離さずに、トントンと海底を叩く様に小刻みに動かす』釣り方になります。
ロッドを立てて、トントントンと細かく刻むようサオ先を上下させます。すると、リグがボトムから少し離れて着いてを繰り返して、根魚を誘うことができます。
一方で、魚がどこに居るかわからない場合は、大きくリフトしたりフォールで広範囲を探ったりもします。
以上で簡単ではありますが「ビフテキ」の特徴等を書かせて頂きました。
以下の動画にビフテキの作り方や釣り方も紹介しておりますので、ビフテキに興味を持った方や使い方をもっと知りたい方はご覧になってみてください
その他関連動画
以下にビフテキに関する動画をご紹介します。こちらの動画も併せて見ると理解がさらに深まると思います。
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