こんばんわ!
岩手でロックフィッシングを10年ほどやり、仕事の関係上秋田に引越ししてきて秋田でロックフィッシュをやるようになりましたが、
アイナメが
なかなか釣れません笑
私が釣りド下手なのもあるのですが
そもそも岩手(太平洋側)と秋田(日本海側)とではアイナメの生態系が違うようで、岩手の要領でやっても中々釣れません。
そこでロックフィッシングのスペシャリスト・ハンター塩津さんと接する機会があったので、塩津さんに秋田のアイナメの釣り方を聞いてきましたのでご紹介します。
秋田のアイナメの実態
秋田でアイナメを狙うとなると真っ先に浮かぶのは「男鹿半島」
塩津さんも平成23年5月20~21日に秋田の男鹿半島でアイナメフィッシングをやり導きだした方法を教えてくださりました。
岩手や宮城と比べ男鹿半島のメジャーな磯はエントリーもしやすく、駐車スペースもありとてもわかりやすい磯が多いです。その反面エントリーしやすいことから磯釣り師がたくさん終日磯場に入り魚を抜かれている可能性が高くなっています。
特にクロダイとアイナメは生息地がバッティングしていることからクロダイ釣り師等に抜かれてしまうことが多いそうです。なのでクロダイ釣り師がやっている付近はほぼ抜かれていると思っていいそうです。
秋田のアイナメを釣るには?
そこで秋田で大型のアイナメを釣る方法としては
①フカセ釣り師が届かない「竿抜けポイント」を狙う
②アイナメのシーズンを狙う
がいいそうです。
フカセ釣り師が届かない「竿抜けポイントを狙う」

フカセ釣りには飛距離や攻めるポイントに限度があります。
そこでアイナメの狙い方をルアー釣りと仮定して説明するとルアー釣りならフカセ釣りよりも「飛距離」・「タイトに根周りを攻めれる」事が出来ます。
そこで竿抜けのポイントを攻めてアイナメを狙います。
また秋田の海は遠浅なところが多いためウェーディングして竿抜けのポイントを探して攻めるのもいいと思います。
アイナメのシーズンを狙う
岩手(太平洋側)のアイナメのシーズンは2回あり初夏(5月末~7月)と終秋(11月近辺)です。
秋田の場合もアイナメのシーズンは2回あるのですが、岩手と少しずれるそうです。
まず秋田のシーズンは岩手より早く4月くらいから釣れ出すそうです。
そして秋のシーズンは岩手に比べ始まるのが遅く11月中旬くらいから始まるそうです。
しかし岩手と大きく異なるのが岩手はスポーニング時期になるとシャローエリアにノッコんでくるのですが、秋田のスポーニングは地磯までノッコンでこないそうです。
沖磯で止まってしまうため陸から狙うのが岩手に比べ困難になるそうです。
またこの時期は日本海側は時化るときが多く釣りにくくなるため、アイナメを狙うなら春先のほうがいいそうです。
終わりに
塩津さんの結論からいうと秋田でアイナメを釣るのはなかなか難しい!岩手でアイナメ釣りをしてきた人からするとそう感じるそうです。
そこで目先を変えて岩手では釣れない「キジハタ」を狙うのがいいかもしれないとアドバイスをいただきました。
岩手ではシーズンオフの真夏にキジハタは釣れる上になかなかゲーム性の高いロックフィッシュなのでアイナメの代わりに狙ってみるのもいいかもしれないと言ってくれました。
もし秋田でロックフィッシュを狙うとするならアイナメのほかに近年人気が出てきているキジハタを狙うのも楽しいかもしれませんね。
最後に私も秋田のロックフィッシュの生態に関する記事を書いたものもあるのでよかったらこちらも読んでみて下さい。
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