はじめに
ワインド釣法というのをご存知でしょうか?
エギングのようにロッドを大きくあおってシャクり、ワインド専用のセッティングを施したルアーを激しくダートさせて釣るというスタイルです。
ダートとはアングラーから見て左右にスライドする動きをダートと言います。 メバリングやアジングのみならず、ブラックバスをはじめルアーゲームではフィッシュイーターを刺激する効果的なアクションです。
この「ダート」というのがワインド釣法のキモで、一般的な釣りは魚の「食」に訴えたアプローチをするのに対して、ダートは魚の「野生本能」を刺激して強制的に口を使わせる方法になります。
[su_note note_color=”#f5f53c” text_color=”#000000″ class=”snote”]ワインド釣法:デイゲームを中心にやる気が無い魚に強制的に捕食スイッチを入れる釣り方[/su_note]ワインド釣法を駆使する事で今までなら中々釣れない「デイシーバス」が爆釣したり、ルアーやエサに一切反応が無かったのに、ダートアクションを投入した途端、ヒットが起きたなど新しいアプローチが可能になりました。
そして現在、「ワインド」はシーバスのみならず、青物全般(シイラ・サワラを含む)・タチウオ・フラットフィッシュ、そしてアレンジされた形でブラックバスのハネジグヘッドへと、その広がりはまだまだ留まる事のない、大きな可能性を秘めた釣法になります。
筆者がワインドで釣り上げた魚も
秋田運河でシーバスが連発したり
ブラックバス
フラットフィッシュなどフィッシュイーターは一通り釣れると思います!
私もワインドを始めるキッカケは秋田でワインドシーバスが流行ったのに乗っかりシーバスを狙っていたのですが・・・・
私はシーバスではなくてロックフィッシュばかり釣れて
その後太平洋側に引っ越して、三陸エリアでもワインドをするようになりました。
今回は独学ですがロックフィッシュをメインで狙う「ボトムワインド」を解説した動画を作成しましたのでご紹介します!
以下こちらは動画で説明されている内容の補足事項などを記載させて頂いています。
なので動画を見てから閲覧するとより理解できる内容になると思います。
ワインドの種類
私の中でワインドの種類(グループ)を3グループにわけて使用しています。
上の写真右から
・ライトワインド(リグウエイトがだいたい1.5g~4gくらいのもの)
・ミッドワインド(リグウエイトがだいたい5g~10gくらいのもの)
・ヘビーワインド(リグウエイトがだいたい10g以上のも)
とわけています。
それぞれのワインドタイプについて説明させていただきますと
ライトワインド
ライトワインドはアジやメバル・カサゴなど小型の魚をメインに狙っていくお手軽なスタイルです。
アピール力はミッドワインド・ヘビーワインドに比べ弱いですが、アピールが強すぎる時やアピールを抑えたい時などに有効のシチュエーションなどにも有効になるモデルです。
ミッドワインド
ミッドワインドはアイナメ・クロソイ・シーバス・フラットフィッシュなどの中・大型の魚を狙う時に使用しています。
使用するリグもライトワインドより重量が重くなるのでボトム~ボトム上2mくらいを狙う時に使用することが多いです。
またワームも大きいのでライトワインドよりアピール力も大きいので広範囲に探る時に使用しています。
ヘビーワインド
ヘビーワインドは1oz前後の重いリグを使ったワインドになります。
アピール力・ボリュームも最大クラスの為、広大なサーフや大規模河川・漁港などを広範囲に探りたい時に使用します。
ターゲットはシーバス・クロソイ・青物など大型のフィッシュイーターになります。
※上で紹介したワインドワームは私が愛用しているだけで、他のストレートワームやワインドワームでもワインド釣法はできますので、自分好みのワームでワインドをするのも良いと思います。
ワインドのタックルについて
ロッドはワインド専用のロッドが各メーカーから販売されているので、お金に余裕がある人や本格的にワインドをやりたい方は購入すると良いと思います。
ワインドロッドを購入しないで、他のロッドで代用したい!という方にはエギングロッドで3.5号クラスがしっかりシャクれるもの、長さは8フィート前後のものがあれば代用できます。
また扱うワインドリグの重量によってさらに細分化されます。
ライトワインドのロッド・適用ジグヘッドウエイト
ライトワインドはOZの「マナティー38」サイズを主軸にメインジグヘッドは1.5g~5gくらいまでのものを定義します。
中層でアジやメバルなどを狙う時は
➡ジグヘッドウエイトは1.4g~1.8gくらい
ボトム近辺でアイナメやソイなどを狙う時は
➡ジグヘッドウエイトは3.5g~5gくらい
私がライトワインド用で使用しているジグヘッドはデコイさんから出ている「デルタマジック」を使用しています。
その他にオーシャンルーラさんの「レンジキープVR」
バークレイのメバート
などもおススメです!
※ジグヘッドウエイトを1g以下にするとワームの水中の抵抗が勝って動きがスムーズに泳がない時があります。
ライトワインドを使用するロッドはソリッドモデルではなく、チューブラモデルなどがおすすめになります。
アジング・メバリングロッドの6ft~7ftくらいが代用できます。
リールは2000番~3000番クラスのスピニングリール。
PEラインは0.3号~0.4号くらい
リーダーはフロロカーボン1号~2号くらい
ミッド・ヘビーワインドのロッド・適用ジグヘッドウエイト
ミッド・ヘビーワインドは5g~10g前後のジグヘッドを使ったワインドを定義しています。ヘビーワインドはそれ以上のウエイトジグを扱うものを指します。
ジグヘッドリグの重量が重いので基本はボトム近辺を探るのに使用します。また飛距離も出せるので広範囲を探る事ができます。
私がミッドワインド用で使用しているジグヘッド・ルアーはBLUEBLUEさんから出ているニンジャリがメインになります。
その他には
MARSさんのR-32なども使用します。
ミッドワインド・ヘビーワインドに使用するジグヘッドはフジワラさんの「ムゲンヘッド」4g~15gくらいを使用する事が多いです。
また1ozクラスのワインドを使用する場合はZZHEADなどを使用しています(※動画参照)
ミッドワインド・ヘビーワインドの代用タックルは、ブラックバスやシーバス・エギングなどのミデイアム~ミディアムライトクラスの7ft~8ftになります。
PEラインは0.4号~0,5号
リーダーはフロロカーボン2~3号
リールはスピニングリール3000番クラス
コメントを残す