【シンカーの種類】どの素材が一番いい!?鉛・タングステン・ブラスの特徴

鉛の化学的特徴

日本語名称の「鉛(なまり)」は「生(なま)り」=やわらかい金属」からとの説があるそうです。
そのため釣りで使われる金属の中でも一番柔らかい素材でできています。
近年鉛中毒が問題視されているため鉛に変わるシンカー素材の開発や普及が進んでいます。

 

鉛の特徴①素材が柔らかい

鉛の特徴は素材が柔らかいという事があげられます!

これは釣りにおいてメリットとデメリット両方に働きます。

それぞれについて解説していきます。

鉛が柔らかいメリットとは??

素材が柔らかい事で加工や変形させやすい特徴があげられます。

これは自分でシンカーを改造したり製造する人にとってメリットとなります。

私の友人は自分で鉛をハンダコテを使って自分でオリジナルのシンカー形状に変えたり、リグを作って成果を出しています。

後に紹介しますが他の素材(ブラス素材・タングステン素材)は素人の加工・改造は容易ではないので鉛は改造するという意味で強いメリットになります。

[su_note note_color=”#f5f53c” text_color=”#000000″ class=”snote”]鉛は素材が柔らかいので自分で加工や改造をする事で自分だけのオリジナルな仕掛けを作る事ができる![/su_note]

鉛が柔らかいデメリットとは??

鉛を自分で改造して使用する人はあまり多くないと思いますので、鉛をリグで使う人で柔らかい特徴で該当するのはこちらになると思います。

鉛が柔らかくて起こりうるデメリットはズバリ「根がかり回避能力の低さ」になります。

鉛シンカーを使用してて、根掛りし、外そうとした時に強く引っ張っぱると・・
シンカーが変形し、根掛りしたストラクチャーにシンカーが深く食い込んでいきます。

また、硬い石や堤防にシンカーがぶつかったり、挟まった根掛りが運よく外れたりすると、高確率でシンカーの形状が変形し、この時に、ラインの通り道が潰れてしまう事があります。そうなるとラインが擦れて傷つきやすくなるので、そのシンカーが使えなくなります。

そして柔らかい素材はボトムに接触した時に振動を和らげるため、「ボトム感度」があまり高くありません。

根がかりを回避するにはストラクチャーの隙間や奥にはまり込む前に察知しないといけないので、感度が悪いと察知するのに遅れてしまいます。

なのでこの「素材が柔らかい」というデメリットは初心者や根がかりが多いエリアには致命傷になるデメリットと言えます。

[su_note note_color=”#3cf5e8″ text_color=”#000000″ class=”snote”]鉛は柔らかい素材なので根にぶつかると食い込み根がかりしやすくなります。また感度も悪いので根がかり予防の対応が遅くなってしまう[/su_note]

鉛の特徴②比重は11.34g

鉛の比重は11.34gです。

この比重という言葉ご存知でしょうか??
釣りの世界や化学の世界では頻繁に使われる言葉ですが、初心者の方や言葉の意味を知らない方もいるかもしれないので簡単に説明すると・・

比重とはざっくり説明すると
比重の値が1よりも大きい物質は水に沈み、1よりも小さい物質は水に浮きます。

そして比重の数値は
比重が大きいもの=水に沈むのが早い
比重が小さいもの=水に沈むのが遅い

化学用語の正確な比重の定義とは少し違いますが、釣りではこんな感じで比重を捉えてもらえれば良いと思います。

もっと比重について理解したい方はググって調べてみてください。

この比重とはシンカーの重さで値が変わるのではなくて、シンカーの「素材」によって値が変わります。

鉛の比重は11.34g,に対してブラス素材は8.4g・タングステンは19.3gになります。

動画で実演していますが、
同じ重さ(5.3g)の場合、鉛・ブラス・タングステンシンカーを水に沈めると比重の大きいタングステン➡鉛➡ブラスの順に沈むのが速いです。

以上の事から鉛の比重11.34gは同じ重さだとタングステンシンカーよりは沈むのが遅いが、ブラスシンカーよりは沈降速度が速いと言えます。

[su_note note_color=”#f5f53c” text_color=”#000000″ class=”snote”]鉛はタングステンシンカーより沈むのが遅く、ブラスシンカーより沈むのが速い[/su_note]

鉛の特徴③コストが安い

鉛には有害物質が含まれており、根掛りしたり捨てたりすると、海の中に残された鉛製のオモリが、水中の物質との反応で成分が溶け出して環境被害になることが指摘されています。

そのため、近年鉛の毒性が問題となっているため、鉛に代わるおもりの素材としてタングステンやブラスなどの導入が進められているのですが、それでも鉛の使用が一番多いのは「圧倒的にコストが安い」からです。

他のタングステン・ブラスシンカーに比べてコストが1/2くらいで済むからです。

おおよその相場ですが(※メーカーや販売店・重量や形状によって相場は異なります)

タングステンシンカー
1個あたり135円くらい

ブラスシンカー
1個あたり110円くらい


1個あたり75円くらい

 

私もシーズンオフ時以外はほとんど鉛シンカーをメインで使っていますが、使う理由はやっぱり「コストが安い」からになってしまっています。

鉛シンカーを使わない時の釣り

[su_note note_color=”#f5f53c” text_color=”#000000″ class=”snote”]鉛を使用する頻度が一番多いのは他の素材よりも「コスト」が圧倒的に安いため[/su_note]

次はタングステンシンカーについてご紹介いたします!

シェアしてもらえると感激です(*^^*)

コメントする

ABOUTこの記事をかいた人

岩手県一関市出身。 秋田・岩手をメインに釣りをやっています。ロックフィッシング・シーバスフィッシング・バス釣りをやっています。 釣りの他に釣魚の飼育・アクアリウムも20年ほどやっています。 釣りや魚の飼育方法について主に記事を書いています。