【シンカーの種類】どの素材が一番いい!?鉛・タングステン・ブラスの特徴

タングステン

タングステンの化学的特徴

「タングステン」って聞いたことありますか?これは金属の名前です!
スウェーデン語で「重い石」を意味する金属で、その名の通り釣りで使用するシンカー素材では一番比重が大きい素材になります。

また3380℃がタングステンの解ける温度なため高温にも非常に強い性質をもっています。

ちなみに鉛は327℃、ブラス素材は800℃で溶けると言われているので、タングステンは鉛の10倍、の4倍も耐熱に優れていると言えます。

そして非常に硬い素材となり砲弾、特に対戦車、対艦船用の徹甲弾に用いられていたそうです。

実はこの「硬さ」が釣りで大きなメリットになります!

タングステンの特徴①素材が硬い!

物質の堅さを示す尺度にモース硬度というものがあります。
モース硬度という言葉もあまり聞かない言葉かもしれませんが、この数値が大きいほど単純に硬いと捉えてもらえればよろしいと思います。

このモース硬度は

鉛でモース硬度1.5くらい
真鍮でモース硬度3くらい

それに比べてタングステンはモース硬度が9くらいとなります。

ちなみに世界一の堅物のダイヤモンドでモース硬度が10なので、タングステンの堅さが伺えますね!

硬いという点は釣りにおいて「ボトム感知に優れている」という事に繋がります。

ボトムに硬いシンカーが当たればそれだけ鋭い(ハッキリした)振動が手元まで伝わってくるからです。

ボトム感知能力はロックフィッシングにおいて一番と言っても良いくらい重要な要素になります。

タングステンほどの硬い素材であれば、海中にある岩や敷石に挟まった際に、多少引っ張ったとしても変形して食い込むことはなく、感度も抜群ですので、ボトム感知能力に優れている分、根掛りしそうだな。といち早く察知することもできます。

根掛りをいち早く察知できると、ひどくなる前にロッドを軽くあおったり、違う方向からラインを引っ張ったりすることで、硬いもの同士が反発し合い、シンカーを弾くことができるため、根掛りを回避しやすくなります。

一方で素材が非常に硬い上に熱にも強いため素人が加工や改造する事はほとんどできません。

[su_note note_color=”#f5f53c” text_color=”#000000″ class=”snote”]タングステンシンカーは素材が硬いので「ボトム感知感度」に優れている。また素材が硬いためストラクチャーに当たると弾くので、根に食い込んで根がかりすることが無い[/su_note] [su_note note_color=”#3cf5e8″ text_color=”#000000″ class=”snote”]素材が硬いので自力で加工や改造することができない[/su_note]

タングステンの特徴②比重は19.3g

上記で説明した鉛製シンカーやブラス(真鍮)製と比べるとタングステンの比重が一番上位です。

比重が大きいという事は同じ重さだと一番体積が小さいので

(3種類の大きさのシンカーの写真を載せる)
(シンカーの素材を載せる)

キャスティング時の空気抵抗が少ない分、飛距離が伸び、水中での抵抗も少ない分、潮の流れの影響を受けにくくなります。

その為同じ重さのシンカーではタングステン素材が一番フォールスピードが速いという特徴が挙げられます。

これは使用する環境や使う人によってはメリット・デメリットに分かれると思いますが、私は基本的にフォールスピードは遅い方が良いと思っているので私はこの点はデメリットだと思っています。

[su_note note_color=”#f5f53c” text_color=”#000000″ class=”snote”]タングステンは比重が大きいので体積が小さくても重いシンカーが多いので、小さい(軽い)シンカーで遠投することができる![/su_note] [su_note note_color=”#3cf5e8″ text_color=”#000000″ class=”snote”]比重が高いのと体積が他の素材に比べて小さいのでフォールスピードが速いので、ゆっくりフォールさせたい釣りには向かない[/su_note]

タングステンの特徴③コストが高い

これだけ優秀なタングステンシンカーですが、鉛に比べて普及していない理由は・・コスト(値段)が非常に高いことです。

現在、釣りで使用されているシンカー(オモリ)の中で間違いなく高価であり、最高級の素材なので、それだけ価格も高くなり、一番安価な鉛製のシンカーと比べると、約2倍以上の価格差があります。

そして、重ければ重いほど価格も高くなります。

なので一番のデメリットを上げるとすれば、希少金属なので値段がかなり高いという事になります。

鉛の欄でも記載しましたが基本的に鉛の値段の2倍くらいになるので、消耗品であるシンカーは大量に買う際はかなりお金がかかってしまいます。

また人によっては「高価なシンカーだからロストしたくない・・」という心理が働き、きわどい根周りや根がキツイエリアで使わなかったり中途半端な探り方になって釣果が中途半端になってしまう可能性がでてきます。

[su_note note_color=”#3cf5e8″ text_color=”#000000″ class=”snote”]タングステンシンカーは鉛シンカーの2倍くらいするのでコスト面に難がある[/su_note]

次はブラスシンカーについてです!

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ABOUTこの記事をかいた人

岩手県一関市出身。 秋田・岩手をメインに釣りをやっています。ロックフィッシング・シーバスフィッシング・バス釣りをやっています。 釣りの他に釣魚の飼育・アクアリウムも20年ほどやっています。 釣りや魚の飼育方法について主に記事を書いています。