初心者必読ロックフィッシュゲーム 知っておきたいラインの種類と特徴

ロックフィッシュゲームとラインの関係

ルアーフィッシング全般に言えることですが、ラインは飛距離や感度に大きな影響を与えます。

ロックフィッシングにおいてはボトムを感知したり、ルアーを飛ばす事、

そして、小さなアタリをとることも、それらロックフィッシュゲームに関係するほぼ全ての要素にラインが関係しています。

 

またラインの太さとともに、

ナイロン・フロロカーボン・PEといったその素材についても、それぞれ特徴を理解してうまく使い分けることでさらに釣果をアップすることもできます。

ここでは初心者に向けたラインの基礎知識をご紹介していきます。

 

ラインの太さと強度の見方

ルアーフィッシングではラインの太さを「ポンド」で表現する事が多いです。

ここでよく勘違いされていることが、実際にポンド(lb)という単位が表しているものが、ラインの太さではない事です。

lbとはラインの引っ張り強度を示す値になります。

 

例えば、そのラインが12lbと表記されていた場合、数字が表しているのは12lb=約6kgほどの重さまで耐えれるということなので、

同じ素材の12lbラインでも製品によって太さは多少の差があり、それはラインスプールに大抵「Diameter」という値で表記されています。

 

またラインの太さは「号」で表されることもあります。

これは現在市販されているラインにはほとんど表記されていますが、以前はPEに多い表記でした。

12lbの強度をナイロンやフロロに与えようとすると、その太さが3号程度になってしまうが、PEでは1号の太さで、同じ程度の強度を実現できるようになります。

 

Lbと号数の比較表

 

 

3大ラインの特徴

以下にロックフィッシングで主に使われる「ナイロン」・「フロロカーボン」・「PE」の特徴についてご紹介いたします。

 

ナイロンライン

 

[su_note radius=”0″]【長所】

ソフトでしなやかなため、スプールへの馴染みがよくトラブルが少ない。他の素材に比べて安価な製品が多い

[/su_note] [su_note radius=”0″]【短所】

伸びる性質があるため、そのぶん感度に物足りなさを感じる場面がある。吸水性の素材で一度水を吸うと劣化し強度が低下する

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フロロカーボンライン

[su_note radius=”0″]【長所】

水より比重が高く沈み、伸度が少ないため感度に優れ、ダイレクトにリグを操作できる。吸水性がなく根ズレなどに対する耐摩耗性も高い

[/su_note] [su_note radius=”0″]【短所】

伸度が少なく硬い素材なので、スプールへ馴染みにくく、実釣時にバッククラッシュなどのライントラブルを起こしやすい

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PEライン

 

[su_note radius=”0″]【長所】

2%程度の伸度しかなく、3つのラインのうち最も高感度。細いラインでも高い強度があるので、より細いラインを選択できる。飛距離が出るので、ロングロッド、スピニングリールと合わせて遠くを狙える。

[/su_note] [su_note radius=”0″]【短所】

伸度がないぶんショック切れを起こしやすい。ほとんど張りがない糸のためガイドに絡むなどのトラブルにも注意が必要。また根ズレに弱い。

リーダーが必要で、結ぶのがめんどくさい。特にロックフィッシュだと根掛かりも多くリーダーごとなくなることも多いので覚悟して使いましょう。

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追記:エステルライン


Amazonではこれくらいの価格です↑↑

以前は書きませんでしたが、エステルラインというのも存在します。正確には「ポリエステル」が素材のラインです。基本的にアジングのラインで、ロックフィッシュで使うとしてもメバルで使うくらいなので狙わないときは気にしなくてもいいかもです。

特性的には、PEラインとフロロカーボンラインの中間的な感じです。PEのような編み込みラインではなく樹脂のラインです。

フロロカーボンよりも感度が良く伸びが少ない。比重は1.38でフロロカーボンよりも軽いですが、水には沈みます。

ショックには弱く根ズレにもあまり強くないのでリーダーはつけることが多いです。ですが、PEより簡単なノットでリーダー接続できます。

 

[su_note radius=”0″]【長所】

伸びづらく感度が高いので小さいあたりもわかりやすい。

沈みやすいので軽いルアーも浮かずにレンジキープしてリトリーブできる。

価格は安め。

[/su_note] [su_note radius=”0″]【短所】

劣化が早く交換頻度も早め。

ラインは伸びづらいですが、伸びてしまうともとに戻らず伸びた分細くなり弱くなる。なので根掛かりのときなど強い力がかかったときにラインチェックが欠かせない。

ノットは簡単だがリーダーが必要。

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さいごに

ラインはロットやリール同様に選択を間違えると、効果が半減してしまう重要なファクターになります。

素材の特徴を理解した上で使い分けて使用するといいと思います。

 

フィールドで誰も攻めていない沖や竿抜けポイントを攻めたい時は細いラインでかつ丈夫なラインが必要になるPEライン。

テトラの中や穴の中など、よく擦れるポイントを攻めたい場合はフロロカーボンを使用するなど使い分けていくといいと思います。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

岩手県一関市出身。 秋田・岩手をメインに釣りをやっています。ロックフィッシング・シーバスフィッシング・バス釣りをやっています。 釣りの他に釣魚の飼育・アクアリウムも20年ほどやっています。 釣りや魚の飼育方法について主に記事を書いています。